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頭の中の池内慶

空想ファンタジーブログです。 私と脳内タルパたちの愉快なヨタ話。

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頭の中の池内慶休載のお知らせ

今まで一週間に二本ずつくらいノルマ的にお話を書いてきましたが、
すこし自分を見直したいと思う出来事がありました。
これからは、自分に〆切りを設けず、慶ちゃんや忍ちゃんや剣ちゃんと
遊んだことを気がむたい時に書いて行きたいと思っています。
じつは、無理矢理な感じで慶ちゃんたちの出てきてもらうと、慶ちゃんたちも
最近ちょっと疲れてしまっていたようなので、本来の自由なこの子たちらしい生活に
戻してあげたほうがいいのかなと思ったしだいなのです。
というのも、慶ちゃんが「王子様とつばめ」という童話の話を最近何度もしていたのです。
そして肩で息をしてなんだか疲れているようだったので、
もっと自由に、自分たちの好きなように生活させてあげて、自分達だけで色々なところも
冒険させてあげて、さびしくなったら私のところに戻ってきてくれたらいいかなと
思うようになりました。
だから、しばらく休憩させてあげることにしました。
楠乃小玉
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お買い物久々

父と一緒に買い物に行ってきた。
慶ちゃんたちもついてくる。
季節はうつりかわり、フルーツ売り場にスカイはなくなっていた。
かわりにリンゴがたくさんおいてある。
ブドウもある。
でも、今日は買わない。
ゴールデンキーウイの売れ残りが安くで売っていたのでそれを買った。
キーウイは剣ちゃんがもらった。
「やったー!最初にもらえたよ!」そう言って剣ちゃんは喜んだ。
「もし次、アイスだったら私がいただくわ」
忍ちゃんが言った。
「いいよー」
慶ちゃんが言った。
前にお買い物にいったときに桃をゆずってもらったので、今回はゆずったのだ。
父はアイス売り場に行って、駅馬車印の昔懐かしい感じのアイスを買った。
「むきょー!昔アイスだよ!慶タンほしいよ!」
慶ちゃんがほしがる。でも約束だから忍ちゃんがもらいました。
「ほしいなー、ほしいなー」と上目使いで慶ちゃんが言うが忍ちゃんはそっぽを向く。
「嫌よあげない」
「いいもん!もっといいもの買ってもらうもん!」
そう言って慶ちゃんはチーズ売り場に走っていって渡しを手招きする。
「ちーじゅ~」
笑顔で慶ちゃんが言う。
「しかたがないなあ」
私は、慶ちゃんが指さす北海道100%クリームチーズを買い物かごに入れた。
その後は、リンゴジュースを買って、これは剣ちゃんがもらった。
父が板チョコを二枚かって、これは慶ちゃんと忍ちゃんがもらう。
あと、マシュマロを買ったのでこれは忍ちゃんがもらい、剣ちゃんにはポテトチップを買ってあげた。
「慶タンも!慶タンも!」と言って慶ちゃんがせかすので、栗でも買ってあげようかなと思ったが、
今夜のおかずも買ってかえらないといけないと思い立ち、おかず六品セットを買った。
値段的には甘栗と同じくらいの値段。
慶ちゃんは本当は甘栗が好きだけど、六品セットもおかずが色々一口ずつ入っていて
華やかなので、慶ちゃんはよろこんでいた。
そのあと、父が缶ジュースを二本買ったが、二本では3柱でわけられないので、
だれも手をつけなかった。
久々のお買い物で、慶ちゃんたちもあまり余裕がなく、商品を見るので精一杯で
小芝居とかはやらなかったみたい。

慶ちゃんの船

慶ちゃんの乗った楠の船は精霊の加護によってものすごいスピードで進んだそうだ。
数百年の間、地方から中央に米を輸送するのにつかわれていたそうだ。
この船を操っていたのが鴨族という人たちであったが、あるとき、大陸と大和朝廷との間で
戦争が起こり、慶ちゃんの船もかりだされたそうだ。
そして、冬(トウ)の軍勢の大攻勢をうけて大和朝廷は敗れ、
慶ちゃんの船は冬の軍隊にとられてしまったそうだ。
それから1千年近く大陸の国側がさしむけたの導師たちと闘争を繰り広げていたらしい。
慶ちゃんは日本と大陸の間を何度か往復しているみたい。

忍ちゃんのルーツ

忍ちゃんが地中で眠っていた古代、その水脈の上に大きな楠が生えたそうだ。
そこに慶ちゃんが住み着いたみたい。
忍ちゃんと慶ちゃんはそれ以来の付き合いらしい。
その楠は大きく成長して巨木になったため、人間に目をつけられ、切り倒されてしまったそうだ。
そして、それは船にされて、慶ちゃんはその船に乗ってあちこちに遊びに行ってしまったそうだ。
そうしているうちに切られた楠の根が腐り、根が張っていたところが落ち窪んで清水が湧き出る泉になったそうだ。
忍ちゃんはそれ以降、そこの主になったそうだが、近年になって埋め立てられたので、
人里に下りてきたそうだ。

ちなみに精霊とかはふつう人家とかに住み着いたり、人の前に顔を出したりしないそうだけど、
家の中に神社を立ててしまったりすると、そこに霊道ができて、精霊がよってきてしまうそうだ。
私の家は祖父が高取神社の奥の院から荒熊大明神を勧請して神社を立てたが、空襲で
焼けてしまった。それで、慶ちゃんたち精霊が住み着いているらしい。
ほかにも、街中でウロウロしている精霊というのは、勧請されたけど神社がつぶされてしまった
りしたところにとどまっているということらしい。
本来であれば、何か特別な縁や理由がなければ、神社をあまりふつうの人の家とかには
勧請しないほうがいいらしい。

慶ちゃんのルーツ

慶ちゃんたちお花の精霊は元々、中原というところにいたらしい。
慶ちゃんたちは夏(カ)という王国を作っていたが、秋(シュウ)という王国に敗れ、山に逃げ込んだという。
慶ちゃんたちを古代の人間たちは者と呼んだそうだ。
者という漢字は精霊を召喚するために土鍋に大麻を盛り、下から火であぶる儀式を
あらわした文字であるらしい。
人間と精霊の交流をあらわした文字であり、本来の意味は「自由」だと慶ちゃんは言っていた。
実際の漢字の解釈とは違うみたいなので、慶ちゃんが言ってるだけだけどね。
慶ちゃんは者の中でも花者という一族らしい。
花者とは「自由な花」という意味らしい。
者は本来、色でその氏族をあらわすそうだが、花者は綺麗な花を咲かせる特別な存在なので、
花を名乗ることができると慶ちゃんは言っている。
美しい花を咲かせる者だけが花者を名乗れるらしい。
花者の読み方は人間語では「ハナモン」
あと「パアモン」という呼び方もあるらしい。なんでパアっていうかっていうと、
発音がかわいいからだって。なんかポケモンの名前みたい。
一旦は山に逃げ込んだ慶ちゃんたち精霊であったが、山岳にいた王族たちを支援して
奪われた中原を取り返す戦いをやったことがあるらしい。
かなりいいところまで行ったんだそうだが、その戦いにも最終的には敗れ、
山岳の王族と一緒に日本列島に逃げてきたそうだ。
ものすごい古代の話だって。
そんな話を慶ちゃんがしていた。

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