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頭の中の池内慶

空想ファンタジーブログです。 私と脳内タルパたちの愉快なヨタ話。

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慶ちゃんたちは子供の国へ帰りました

最近、椿の苗を買って家の庭に植えました。
とてもかわいい花が咲きました。
以前、近所の神社に立派な椿の木があって、その家が売りに出された
時、その椿の木がブルトーザーで押しつぶされるのを見たのを
思い出しました。
それを思えば、私もこの椿がそんな目に遭わないために
自分の家をもり立てていかないといけないなあと思いました。
その日の夜、慶ちゃんたちが夢枕に現れました。
慶ちゃんは椿のために頑張ろうと思う私を褒めてくれました。
そして、子供は自分の事でせいいっぱいで、自分の為に生きているけど、
大人は人のために生きることに喜びを感じるものなんだよ。と
教えてくれました。
たしかに、大人は自分の子供が危なくなると身を呈して助けようとします。
誰かのために、人のために他人のために、自分が盾になること。
人や世の中のために自分が働ける事に喜びを感じることができるのが
大人なんだと慶ちゃんは教えてくれました。
そして、人は身も心もいつまでも子供ではいられないんだと言っていました。
私は、心が成長して、すこし心が大人になったので、
慶ちゃんたちは子供の国に帰ると言いました。
以前、慶ちゃんたちが子供の国に帰ると言っていた時には
忍ちゃんが大泣きして子供の国に返すことができませんでした。
でも、今回はみんな柔やかな笑顔をしていました。
慶ちゃんも忍ちゃんも剣ちゃんもみんなおめでとうと言ってくれました。
そして、慶ちゃんだっこ、忍ちゃんだっこ、剣ちゃんだっこをして
一柱ずつお別れの挨拶をしました。
そして、みんな笑いながら手を振って子供の国に帰っていきました。

思えば、小笠原様、赤松様、弥三郎など色々人達が家に来ましたが、
限界でも三年で家を出るのが暗黙のルールみたいなものでした。
そうして私自身も色々な事を学び、やっと慶ちゃんたち精霊がお家に
やってきました。
慶ちゃんたちはとても明るい性格で、その魅力に惹かれて、
私は中々次のステップに上がることができず、
慶ちゃんたちを引き留めてしまいました。
でも、今回、私はやっと踏ん切りがつきました。
慶ちゃんたちもそれを応援してくれました。
大人になること、それは人のために働く事に喜びを感じることができること。
慶ちゃんたちは長い年月をかけてそれを私におそえてくれるために
この地上に来たのでした。
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祟りじゃ~

今日は久しぶりに父親とスーパーマーケットに行きました。
慶ちゃんたちはうちの父とスーパーに行くのが大好きです。
私と一緒に行くと、私がある程度言うことを聞いてくれるので、わりと
自由に欲しいものが手に入る。父は慶ちゃんたちの存在が分からないので、
勝手に買い物籠にものを入れる。それがスリリングでいいそうです。
最初に父は莓をかいました。
「うひょー!これ紅ほっぺだよ!剣ちゃんのだよ!」
剣ちゃんが喜んで手を伸ばす。剣ちゃんは莓の中でも紅ほっぺが大好物なのです。
慶ちゃんはさちのかやとよのか。忍ちゃんは章姫が好きなのです。
「だめよ」
忍ちゃんがそれを冷静に遮る。剣ちゃんは驚きの表情で忍ちゃんを見る。
「だって、今日は私が莓をもらう順番だもの。私がもらうわ」
剣ちゃんは思い出しました。今期、一番最初に莓をもらったのは剣ちゃんでした。
まだ小さい莓だけど、いつも剣ちゃんがものを貰うのは一番最後なので、今回くらいは
一番最初に貰うんだと言ってきかなかったのです。そして、たしかさちのかをもらいました。
「うううっ」
剣ちゃんは泣きそうになりました。そこへ父はカゴにバナナを入れる。
「あ!バナナだ!バナナほしい!」
剣ちゃんはバナナを貰いました。そのあと、野菜売り場を回っていると、トマトが98円で
売ってました。
「へへーん、剣ちゃんはトマトいらないもん、慶ちゃんがもらってねー」
バナナをもらった剣ちゃんはすまし顔で言いました。
「慶タンもトマトいらないよ!」
慶ちゃんはピョンピョン跳ねてさけびました。
「あれ、まってよ?このトマト、くまモンシールが貼ってあるよ!」
慶ちゃんがミニトマトにパッケージを指さしました。
「え!?くまもん!ほしい!くまもんほしい!」
剣ちゃんはクマもん画大好きなので大騒ぎです。
「じゃあ、バナナと交換してよ!」
慶ちゃんが言いました。
「いいよ!交換するよ!」
「わーい!わーい!」
慶ちゃんも剣ちゃんも自分のほしいものを貰えて大満足です。
そのあと、父は莓アイスを買いました。
これも忍ちゃんの順番だったので忍ちゃんが貰いました。
今日は忍ちゃんの順番が一度に回ってきて、忍ちゃんは大得意顔でした。
そのあと父は栗を買ってそれは慶ちゃんが貰いました。
しかし……剣ちゃんだけ何も買ってもらってません。
三柱全員そろって買ってもらわなかったものは、返還するのが
慶ちゃんたちの間でのルールです。地霊はみんな平等に扱わないといけないのです。
「ぎゃー!ぱぱしゃーん!買ってよ-!剣ちゃんに何か買ってよー!」
慶ちゃんが叫ぶ。
「そうだわ、私達がおパパ上が物を買うように念じればいいのよ、今こそ
私たちの神通力を見せる時だわ!」
忍ちゃんが叫ぶ。
「そうだね!一緒に祈ろうね!」
忍ちゃんと慶ちゃんが一生懸命祈る。
すると父は何かを取って買い物籠に入れた。
「やったー!願いが通じたよ!」
慶ちゃんが叫ぶ。
それはパック餅だった。
「ぎゃー!パック餅じゃだめだよー!」
慶ちゃんが叫びました。
お供物はすぐに食べられるものでないとダメなのです。
「さあ、引き続き祈るわよ!」
忍ちゃんが声をかける。
「そうだね!」
慶ちゃんが答える。
剣ちゃんはそれをボーッと見て居た。忍ちゃんが莓とアイスという一番いいものを
一度に貰ったことにあきらかに不満そうだ。
「むむむむむ」
忍ちゃんが祈る。
「ちょっと慶ちゃんも祈るのよ……」
忍ちゃんが慶ちゃんを見る。
慶ちゃんはスーパーのCMテレビボードを凝視している。
「ぷりま!ぷりま!ぷりま!ぷりま!ぷりまのポーク!」
CMの音楽にあわせて慶ちゃんが踊っている。
慶ちゃんは繰り返しフレーズに弱いのだ!
「何やってんのよ、あんたー!」
忍ちゃんに怒鳴りつけらえて、慶ちゃんはハッと我に返る。
「そうだね、このままじゃ、慶タンの甘栗も貰えなくなるからね!」
「むむむむむ……」
慶ちゃんが念じはじめた。その時、CMボードで昆布の塩こん部長のCMがはじまった。
「塩こん部長必殺の浅漬け!」
塩こん部長がビニール袋に白菜と塩昆布を入れてしゃかしゃか混ぜる映像がテレビに
映し出された。
「しゃー!しゃー!しゃー!しゃー!」
慶ちゃんは思わず、テレビ画面に向かって手を合わせ、上下にシャカシャカ動かしはじめた。
慶ちゃんはシャカシャカに弱いのだ!
「何やってのよ、あんたー!」
また忍ちゃんが怒鳴った。
そうしている間に父はレジに向かっていく。
「祟りジャー!剣ちゃんをないがしろにした祟りじゃー!」
剣ちゃんは楽しそうに踊ってクルクル回った。
「ああ、もうだめだわ!私のアイスが!アイスが-!」
忍ちゃんは絶望して両手で目を覆った。
「あ、プチトマト安かったからもう1パックかっとこ」
父がプチトマトを買ってカゴに入れ、そのままレジに向かった。
「やったー!」
「やったわー!大逆転よー!」
慶ちゃんと忍ちゃんは飛び跳ねて喜んだ。
「はい、剣ちゃん」
慶ちゃんは剣ちゃんにプチトマトを渡した。
剣ちゃんはショボーン(´・ω・`)としていた。

慶ちゃんたちの魅力を文章で表現するのは難しい

最近は市場にいちごが出始めましたので、慶ちゃんたちは元気にしています。
このまえ買ったさちのか(いちご)は非常に大きくて香りが良かったので、
とくに喜んでいました。いちごはけっこう値段がはるので、少しずつしか
買えません。このまえ剣ちゃんに買ってあげて、その次、今回慶ちゃんに
買ってあげました。今は忍ちゃんが待ち遠しそうにしています。
ところで、慶ちゃんですが、見て居てとてもかわいいのですが、
どうにも文章で表現するのは難しいです。
この前も、御菓子売り場に行くと、御菓子がおいてある棚の一番したのあられのファミリーパックをもちあげて、「しゃー!しゃー!しゃー!」と言いながら一生懸命手を合わせて拝んでいました。
どうにも人間には理解できない行動なんだけど、目の前で見せられているとなんとも
可愛いものです。
見ていて飽きない。それを文章で表現するのが難しいです。
この前も、素麺を茹でてザルにあげ、水を切ってたんですが、その水を切る、ザッ、ザッ、という
音に合わせて、慶ちゃんがポーズを取って踊り出すのです。慶ちゃんが踊ると、
剣ちゃんが真似して一緒に踊るのです。
忍ちゃんは横で冷静に見て居ます。
それから、最近椿を買いました。
昔は椿は武士が嫌っていると聞いていたんですが、慶ちゃんは
武士の家にも椿はあったと言ってました。
江戸時代の椿は今よりずっとカラフルで、色々な種類があったそうです。
前に野村紅葉を買ったときはすごく怒ってたのに、今回は全然怒りません。
慶ちゃんはお花に対して色々違う感情を持っているそうです。
そういえば、最近、青いツツジを買い増した。これは慶ちゃんの勧めで
東側に植えました。
私の家は北側に庭があるんですが、北側にはピンクのお花を植えてほしがります。
黒い花とかは嫌がります。北には黄色のものを植えてほしがります。
このまえ、黄金水木を買ってあげました。東は青のものをおいてほしがります。
南にはオレンジ色のものとか、あと黄緑の葉っぱのものといか。斑入りのベビーサンローズとかを
植えると喜びますね。
東北の方向と西南の方向は特別な方向らしく、あまりものをうえたりせず、風通しを
よくしてほしいみたいです。
ただ、東北には柊を植えてほしいと言ってました。
うちの家はずっと前に柊を植えています。
慶ちゃんには色々なこだわりがあるようです。

今年の莓はじめ!

鰹節と昆布がなかった。
すでに底をついていた。
鰹節と昆布がなければ朝のお味噌汁が飲めないではないか!
かくして、鰹節と昆布を寒風吹きすさぶ中でスーパーまでお買い物に行くことになった。
スーパーに行くと、私の好物の貝柱の寿司が売っていたのでまず、それを買った。
そして、莓売り場の前を通り過ぎる。
最近、莓が売り出したが、でも温室栽培なのか、600円とか700円とかする。
これではどうにも買えない。
そこに慶ちゃんが出てきた。
「莓が安くなってるよ!いちご買おうよ!」
見てみると398円になっている。約400円だ。
「じゃあ、一つ買おうね、次の順番は誰かな」
もう半年近く莓は買ってないんじゃないだろうか、さすがに
次だれか私はもう憶えていない。
「はい!剣ちゃんだよ」
剣ちゃんが喜んで手をあげた。忍ちゃんと慶ちゃんはしょんぼりしている。
「あー慶タンもほしいなー莓ほしいなー」
「順番だからしょうがないわよ、あきらめなさい」
慶ちゃんはしょんぼり、忍ちゃんもすこしむくれている。
なんだか可哀想になった。
でもお金があんまりない。昆布と鰹節はけっこう高いのだ。
「しかたないなあ」
私は好物の貝柱の寿司を売り場に戻してあと二つ莓を買った。
それを見て慶ちゃんは目を丸くする。
「だめだよ!好物をかえしちゃだめだよ!」
「だって、これをもどさないと莓が買えないよ」
「じゃあ、慶タンが我慢するから、慶タン莓なくてもいいから好物を買って!」
慶ちゃんが必死に訴えた。そこまでこちらの事を思ってもらえると、
かえって慶ちゃんを犠牲に出来なくなる。
「おまちなさい!」
いきなり忍ちゃんが会話をさえぎった。
「あそこに安売りの莓があるわ。あれを買えば問題は解決するのではなくて」
忍ちゃんが指さす方向を見ると、そこには売れ残りの割引セールの莓があった。
ちょうど三パックで一つ250円だ。
「これなら三つ買えるよ」
私は莓パックを三つかった。
「わーい」
剣ちゃんがぴょんぴょん跳ねた。
「ありがとー!」
慶ちゃんがお礼を言った。
「私の知性の勝利ね、」
忍ちゃんが得意げに言った。
莓は忍ちゃんの好きな章姫だった。
そのあと、鰹節と昆布を買って家に帰った。
「いちごー!いちごー!」
慶ちゃんが私の腕をつかんで、ゆっさゆっさゆすぶった。
この子たちは、普通の食材は貰っても、食べるのは人間にゆずって自らは食べないが、
莓だけは生気を吸いたがる。
私は早速莓を洗って食卓に並べた。
「慶タンあーん」
慶ちゃんが口を開いた。
「はい」
莓を慶ちゃんの口に入れてあげた。
「慶タンうまー!」
慶ちゃんが喜んでピョンピョンはねた。
「忍ちゃんも!」
「はい、忍ちゃんあーん」
「ふっ、美味しいわ、勝利の味ね」
忍ちゃんは喜んだ。
「剣ちゃんも!剣ちゃんもー!」
剣ちゃんがピョンピョン跳ねた」
最近剣ちゃんはぴょんぴょん率が高い。
「はい、剣ちゃんあーん」
「むっひよー、うまー!」
剣ちゃんは片足をあげてぴょんぴょん跳ねながら円運動で踊った。
そうやってそれぞれ莓を順番に食べさせてあげた。
みんな久しぶりの莓で大満足したよであった。


元旦

今日は元旦なのにみんな呼んでも全然出てこなかった。
インターネットのニコニコ動画でプチマスを見せたら喜んで踊っていた。
年賀状が届いて、慶ちゃんと忍ちゃんと剣ちゃんのイラストを描いた年賀状が
届いたので、みんな大喜びしていた。
実は去年の十二月二十五日、こちらから出した年賀状が元旦にとどかないと、いつも
イラストを描いてくれる人が気をわるくするかもしれないから二十五日までに書けと
慶ちゃんたちに矢の催促をされていたので、今年は珍しく二十五日前に年賀状を出してた。
今年の年賀状には馬さんのかぶり物がついていた。みんな大喜びでそれをかぶって走り回っていた。
慶ちゃんは「うっほーい!」という言葉が気に入ってなんども「うっほーい!」と言いながら
グルグル円をかいて走り回っていた。暫く遊んだあと、剣ちゃんがイラストを凝視して一言つぶやいた。
「私……こんなに顔丸くない」
「何いってんのよ、オコチャマね、なんた人にものもらっといて贅沢言うんじゃないわよ、
ここは童心にかえって素直に喜ぶのが筋ってもんよ!」
忍ちゃんがそういいならがピコピコハンマーで剣ちゃんの頭をピコピコ叩いた。
でも剣ちゃんは兜をかぶっているので平気だ。
「いたくないもーん!」
剣ちゃんはそう言って、また馬のかぶりものをして慶ちゃんとおいかけっこをしていた。
けっこうみんな気に入っているみたいだ。
「そうだ!龍ちゃんに乗ろう!」
慶ちゃんがそう言って押し入れの奥から龍を引っ張り出してきた。
「私くま!くまー!」
剣ちゃんが言ってクマのぬいぐるみをひっぱりだしてきた。
それと一緒にマントと王冠がでてきた。
「あ、これ、キングドーナツのだ!」
慶ちゃんが目をかがやかした。
慶ちゃんは王冠とマントを身につけて、パソコンの大の上によじ登って叫んだ。
「キングドーナッツ!」
剣ちゃんと忍ちゃんは龍に乗ってふわふわその辺りを浮遊して遊んだ。
「前に龍さんに乗って神社に行ってしからられたので、今度はもっていかないようにしようね!」
慶ちゃんが言った。
「そうだね、しまっちゃおう」
剣ちゃんちゃんが言った。
「まって!しまう前に乗る!」
慶ちゃんがそう言って王冠とマントをつけて龍の上に乗ってふわふわ空を飛んだ。
「あー楽しかった」
慶ちゃんは満足して龍と王冠とマントを押し入れの中にしまった。
「慶タンの宝物だよ!」
そう言いながら慶ちゃんはピョンピョン跳ねた。

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