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頭の中の池内慶

空想ファンタジーブログです。 私と脳内タルパたちの愉快なヨタ話。

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今年の莓はじめ!

鰹節と昆布がなかった。
すでに底をついていた。
鰹節と昆布がなければ朝のお味噌汁が飲めないではないか!
かくして、鰹節と昆布を寒風吹きすさぶ中でスーパーまでお買い物に行くことになった。
スーパーに行くと、私の好物の貝柱の寿司が売っていたのでまず、それを買った。
そして、莓売り場の前を通り過ぎる。
最近、莓が売り出したが、でも温室栽培なのか、600円とか700円とかする。
これではどうにも買えない。
そこに慶ちゃんが出てきた。
「莓が安くなってるよ!いちご買おうよ!」
見てみると398円になっている。約400円だ。
「じゃあ、一つ買おうね、次の順番は誰かな」
もう半年近く莓は買ってないんじゃないだろうか、さすがに
次だれか私はもう憶えていない。
「はい!剣ちゃんだよ」
剣ちゃんが喜んで手をあげた。忍ちゃんと慶ちゃんはしょんぼりしている。
「あー慶タンもほしいなー莓ほしいなー」
「順番だからしょうがないわよ、あきらめなさい」
慶ちゃんはしょんぼり、忍ちゃんもすこしむくれている。
なんだか可哀想になった。
でもお金があんまりない。昆布と鰹節はけっこう高いのだ。
「しかたないなあ」
私は好物の貝柱の寿司を売り場に戻してあと二つ莓を買った。
それを見て慶ちゃんは目を丸くする。
「だめだよ!好物をかえしちゃだめだよ!」
「だって、これをもどさないと莓が買えないよ」
「じゃあ、慶タンが我慢するから、慶タン莓なくてもいいから好物を買って!」
慶ちゃんが必死に訴えた。そこまでこちらの事を思ってもらえると、
かえって慶ちゃんを犠牲に出来なくなる。
「おまちなさい!」
いきなり忍ちゃんが会話をさえぎった。
「あそこに安売りの莓があるわ。あれを買えば問題は解決するのではなくて」
忍ちゃんが指さす方向を見ると、そこには売れ残りの割引セールの莓があった。
ちょうど三パックで一つ250円だ。
「これなら三つ買えるよ」
私は莓パックを三つかった。
「わーい」
剣ちゃんがぴょんぴょん跳ねた。
「ありがとー!」
慶ちゃんがお礼を言った。
「私の知性の勝利ね、」
忍ちゃんが得意げに言った。
莓は忍ちゃんの好きな章姫だった。
そのあと、鰹節と昆布を買って家に帰った。
「いちごー!いちごー!」
慶ちゃんが私の腕をつかんで、ゆっさゆっさゆすぶった。
この子たちは、普通の食材は貰っても、食べるのは人間にゆずって自らは食べないが、
莓だけは生気を吸いたがる。
私は早速莓を洗って食卓に並べた。
「慶タンあーん」
慶ちゃんが口を開いた。
「はい」
莓を慶ちゃんの口に入れてあげた。
「慶タンうまー!」
慶ちゃんが喜んでピョンピョンはねた。
「忍ちゃんも!」
「はい、忍ちゃんあーん」
「ふっ、美味しいわ、勝利の味ね」
忍ちゃんは喜んだ。
「剣ちゃんも!剣ちゃんもー!」
剣ちゃんがピョンピョン跳ねた」
最近剣ちゃんはぴょんぴょん率が高い。
「はい、剣ちゃんあーん」
「むっひよー、うまー!」
剣ちゃんは片足をあげてぴょんぴょん跳ねながら円運動で踊った。
そうやってそれぞれ莓を順番に食べさせてあげた。
みんな久しぶりの莓で大満足したよであった。


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