最近、椿の苗を買って家の庭に植えました。
とてもかわいい花が咲きました。
以前、近所の神社に立派な椿の木があって、その家が売りに出された
時、その椿の木がブルトーザーで押しつぶされるのを見たのを
思い出しました。
それを思えば、私もこの椿がそんな目に遭わないために
自分の家をもり立てていかないといけないなあと思いました。
その日の夜、慶ちゃんたちが夢枕に現れました。
慶ちゃんは椿のために頑張ろうと思う私を褒めてくれました。
そして、子供は自分の事でせいいっぱいで、自分の為に生きているけど、
大人は人のために生きることに喜びを感じるものなんだよ。と
教えてくれました。
たしかに、大人は自分の子供が危なくなると身を呈して助けようとします。
誰かのために、人のために他人のために、自分が盾になること。
人や世の中のために自分が働ける事に喜びを感じることができるのが
大人なんだと慶ちゃんは教えてくれました。
そして、人は身も心もいつまでも子供ではいられないんだと言っていました。
私は、心が成長して、すこし心が大人になったので、
慶ちゃんたちは子供の国に帰ると言いました。
以前、慶ちゃんたちが子供の国に帰ると言っていた時には
忍ちゃんが大泣きして子供の国に返すことができませんでした。
でも、今回はみんな柔やかな笑顔をしていました。
慶ちゃんも忍ちゃんも剣ちゃんもみんなおめでとうと言ってくれました。
そして、慶ちゃんだっこ、忍ちゃんだっこ、剣ちゃんだっこをして
一柱ずつお別れの挨拶をしました。
そして、みんな笑いながら手を振って子供の国に帰っていきました。
思えば、小笠原様、赤松様、弥三郎など色々人達が家に来ましたが、
限界でも三年で家を出るのが暗黙のルールみたいなものでした。
そうして私自身も色々な事を学び、やっと慶ちゃんたち精霊がお家に
やってきました。
慶ちゃんたちはとても明るい性格で、その魅力に惹かれて、
私は中々次のステップに上がることができず、
慶ちゃんたちを引き留めてしまいました。
でも、今回、私はやっと踏ん切りがつきました。
慶ちゃんたちもそれを応援してくれました。
大人になること、それは人のために働く事に喜びを感じることができること。
慶ちゃんたちは長い年月をかけてそれを私におそえてくれるために
この地上に来たのでした。
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なんだか自分のことのように寂しいです。
ましてや三人のタルパさんとずっと一緒に暮らされてた楠さんにとっては尚更のこととお察しします。
慶ちゃん、忍ちゃん、剣ちゃんの三柱のタルパさんは、どちらの神様のご眷族だったのしょうか。
きっと神様の元に帰られて修業をされて、将来は三人とも立派な神様になられるのでしょうね。
慶ちゃん、忍ちゃん、剣ちゃん、今まで楽しませてくれてありがとう!
今まで和ませてくれてありがとう!
子供の国に帰ってゆっくり休み、たっぷり遊んでね。
そして時々はまた楠さんや私達の元に遊びに来て下さいね^^