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頭の中の池内慶

空想ファンタジーブログです。 私と脳内タルパたちの愉快なヨタ話。

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イチゴが安いよ!

今日、スーパーに行くと、いちごが398円で売っていた。
「いちごが安いよ!これは買わなきゃだね!」
慶ちゃんが言う。
品種を見てみると、忍ちゃんが好きなあきひめだった。
「ついに時代が私においついたようね」
忍ちゃんが胸を張って言った。
まあ、安かったので2パック買った。
「当然、私はもらう権利があるわね」
そう言って一つを忍ちゃんがもらった。
「もう一つは私がもらう」
そう言って剣ちゃんがもう一つを取った。
でも慶ちゃんは怒らない。どうせ、食べるときはみんなでわけて食べるから。
そのあと、慶ちゃんにはプチトマトとフジッコのお豆さんを買ってあげた。
おまめさんはいつもは剣ちゃん用だけど、今日は剣ちゃんはイチゴをとったので、
慶ちゃんにおまめさんをあげた。
そのあと、インドのナンが冷蔵食品売り場に売ってあり、慶ちゃんが面白がったので、
慶ちゃんに買ってあげた。
トゥルトゥルダダダ!」とか言いながら慶ちゃんがインドの踊り「Tunak Tunak Tun」を踊った。
http://www.youtube.com/watch?v=UfdHNkEqaXo
これだ。
なんでも精霊の音楽歌らしく、慶ちゃんはこれが好きだ。
それにあわせて剣ちゃんと忍ちゃんも器用にインドの踊りを踊った。
本当にこの曲が好きなんだね。
あと、忍ちゃんには淡路牛乳を使ったクリームパンとかいう洒落た名前のパンを買ってあげて、
剣ちゃんにはスルメいかのパックを買ってあげた。
「あ、今回は忍ちゃんが一番安いね」
慶ちゃんが言う。
「あら、たとえ値が安くても心が豊かならそれでいいのよ」
忍ちゃんが洒落たことを言う。
帰り際、慶ちゃんが久しぶりにキングドーナッツを見つけた。
それを見つけると、ドーナツが展示してある棚によじのぼって、王冠をかぶってマントをはおり、
「キングドーナッツ!」と叫んでご満悦だった。


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足ひっぱりの妖怪

家の中や学校の机、おもに木でできた机で三方を木の板で囲まれた影のできる場所に
妖怪が住んでいるらしい。
この妖怪は、勉強している子供の足が机の中に入ってくると、そのつま先をずっと
見つめている。
姿は真っ黒で黄色い目で瞳孔は黒い。体は黒い霧のようなもやもやで黄色い手がその
雲の中から2本でている。
この妖怪は子供の足をひっぱりたくて、ひっぱりたくて、ずっと子供の足を見続けている。
しだいに子供もその異様な視線と念を感じるので、机の足のところを覗くが、すると急に
姿を消す。
実際に足は引っ張らないで、ただ見ているだけなので害はないらしい。
でも、今日もずっと机の下の陰から子供の足を見続けている妖怪らしい。

つっこみ

テレビを見ていた。
「ダイエットしなくてもいいと知った」
テレビから男性の語り言葉が流れてきたので、そちらを見ると、
マヨネーズのCMだった。
「野菜はカロリーが低い」
テレビの中の人が言った。
「マヨネーズはカロリー高いけどな!」
慶ちゃんたすかさずツッコミを入れていた。
それが妙にかわいくておかしかった。
食事がすんだあと、慶ちゃんたちにとよのかいちごをあげたら喜んでいた。
「慶ターン!」
「忍ちゃーん!」
「剣ちゃーん!」
みんな叫びながらいちごをほうばった。
最後の2つ残った。
いつも三柱で食べるので、端数は残るのだ。

慶ちゃんプチ鬱

今日、テレビを見ていたらワイドショーで赤ちゃんが殺されたニュースをやっていた。
それをみて慶ちゃんが泣いていた。
慶ちゃんは小さい子が好きなので、小さい子が殺されるニュースが嫌いだ。
それで、殺したのがお母さんだという報道だったので、慶ちゃんは泣きながら私にしがみついてきた。
かわいそうなので抱っこしてあげた。
そのあと、忍ちゃんと剣ちゃんを呼んで、抱きついていた。
可哀そうなので、スーパーに連れて行って、いちごを買ってあげたら、
すこし落ち着いたようだ。
スーパーの中で龍に乗って遊んでいたが、あんまりテンションはあがらなかった。
そのあと、慶ちゃんにはぼんち揚げ、忍ちゃんには乳ボーロ、剣ちゃんには無塩アーモンドを買ってあげた。
剣ちゃんが自分が一番高いものを買ってもらって、喜んでいた。
家に帰って、いちごを洗って、食べさせてあげた。
三柱はジャンケンして、最初に忍ちゃんが勝って、次に剣ちゃん、慶ちゃんが最後になった。
でも、剣ちゃんが少しナーバスになってる感じだったので、それを察した忍ちゃんが
「あなたが最初にたべなさいな」と勝ちを譲ってくれた。でも、剣ちゃんは、
「いいよ、ズルはいやだから」と言ったので、忍ちゃんが先に食べた。
三柱がいちごを食べたあと、まだ3ついちごが残っていたので、次は順番を決めずに、
剣ちゃんが最初に食べて、次に慶ちゃん、そして忍ちゃんが食べた。
剣ちゃんは右と左から忍ちゃんと慶ちゃんに手をつないでもらって、ちょっと気持ちが落ち着いたようだった。
慶ちゃんは何かショックなものを見ても、自分で発散するけど、剣ちゃんはけっこう
ためこんで我慢してしまう性格なので、気をつけてあげないといけない。
そのあと、慶ちゃんたちにクリームチーズや裂けるチーズをあげたら、
慶ちゃんが「慶タンたちは幸せでよかったよ!」と言った。
やっぱり、ちょっとだけ昼のワイドショーのこと、心にひっかかってたのかなと思った。

大富豪ママさん

久しぶりに母と買い物に行きました。
今回買うものが多いので荷物持ちです。
もちろん慶ちゃんたちもついてきます。
スーパーに行ってまず三度豆や菊菜などおかず類を買う。
そのあと、乳製品売り場を通りかかったとき、慶ちゃんたちが大合唱する。
「チーズ!チーズ!」でも母親には聞こえていない。
困ってチーズ売り場をずっと見ていると母が話しかけて来た。
「なに?チーズほしいの?」
「あ、うん、クリームチーズとか」
「あっそ」
そう言いながら母はクリームチーズを無造作に5個、買い物籠に居れた。
「むきょーっ!大富豪だよ!」
慶ちゃんが興奮して叫ぶ。
「どういうことなの?!もしかしてお母様はロスチャイルド一族から派遣されてきたエージェントなの?!」
忍ちゃんがわけのわからない事を言う。
「ちょっと待って!でも、5個しかないから誰か1つしかもらえない子がいるよっ!
剣ちゃんが言った。
慶ちゃんたちは顔を見合わせる。
「慶タン、二つもらった!」
素早く慶ちゃんが二つのチーズにタッチした」。
「じゃあ、わたしも!」
忍ちゃんが素早くタッチ。
話し合いで決めるものだと思っていた剣ちゃんは唖然とする。
「卑怯だよ!みんな卑怯だよ!」
剣ちゃんは一生懸命叫んだ。
「あら、いつも買ってる裂けるチーズはいいの?」
母が言った。
「じゃあ、それも一つ」
そう言って私は裂けるチーズを買い物カゴに居れる。
「わーい!私もボッチじゃなくなったー!」
剣ちゃんが喜んで両手をあげる。
その隙に慶ちゃんが裂けるチーズにタッチ。
剣ちゃんは唖然とする。
「ずるいよ慶ちゃん!なんで慶ちゃんだけ3つも取るの!」
「裂けるチーズは慶タンの専売特許だよ!専売公社だよ!山崎の油座だよっ!」
よく分からないが、裂けるチーズは慶ちゃんのものだと言いたいらしい。
「そんなのずるいよ!不公平だよ!」
剣ちゃんが怒る。
「じゃあ、クリームチーズ、一個あげるね」
慶ちゃんは剣ちゃんにクリームチーズの箱をさしだした。
「わーい、ありがとー!」
剣ちゃんの機嫌は直った。
軽いな。
そのあと、いかなごの新子をかって、冷蔵食品売り場に行く。
そこに売っている納豆のうち、いくつかが半額だった。
「あら、やすいわね」
そう言って母が納豆を買う。
「あらそうかね」
近くに居たお婆さんが寄ってきて半額納豆を買おうとするが、
母が半額シールを張ってある納豆を先に取ってしまう。
お婆さんはすこししょんぼりして、バツが悪かったのか、シールが
貼ってない納豆を手に取った。
「あら、こっちにも半額シールが貼ってある納豆があるわ」
母が言った。
「あらそうかね」
おばあさんがそれに手を伸ばすが、母がそれを取ってしまう。
「一つくらい、残しておいてあげなよ、あつかましいな」
私が母を注意した。
「そう」
そう言って母が手をひっこめた。
「はははは」お婆さんが照れ笑いしながら喜んでその納豆を手に取った。
「大富豪ママさんをいぢめるな!ママさんは偉いんだぞ!」
慶ちゃんが怒って私を蹴ってくる。
「そうだよ!ママさんはクリームチーズ5つも買えるくらいのお金持ちなんだよ!」
剣ちゃんも怒る。
「ふっ、ロスチャイルド一族を敵に回すということは、ウオール街を敵に回すということよ。
それが分かったうえで、あえてあなたは時代のあらがおうというの?」
勝ち誇ったかのように忍ちゃんが言う。
「何いってんだよ、お前ら」
私は呆れかえって溜息をついた。
そのあと、母はイチゴ売り場の横を通り過ぎる。
「いちごー!いちごー!」
慶ちゃんが叫ぶ。
そういえば、最近いちごを買ってなかった。
だって、冬のイチゴは温室栽培でけっこう高いんだもん。
「もう帰るけど、何かほしいものはない?」
母が言う。
「あ、いちごがほしいかな」
私は思わず言ってしまった。
「あらそう」
そう言って、母は無造作に798円のさちのかデラックスとさちのかデラックスを買い物かごに入れる。
私はビビる。
「ちょ、ちょっとまってよ、そんな高いの買って、もっと安いのでいいよ」
そう言って498円のさつまおとめとさちのかデラックスを交換する。
「なにやってんのよ!これは外交問題になるわよ!」
忍ちゃんが怒って叫ぶ。
「剣ちゃんは紅ほっぺがいいです!」
剣ちゃんが叫んだ。
「慶タンはさつまおとめが好きだよ!だって慶タンは夢見る乙女なんだお!」
慶ちゃんだけ賛同している。
そういえば剣ちゃんは紅ほっぺが好きだったんだ。名前がかわいいから。
最近、あまおうを買うことが多くて、紅ほっぺを買うことがなかったなあ。
「ねえ、このさつまおとめを紅ほっぺに変えていい?」
「いいよ」
母はすんなり承諾した。
私はさつまおとめを売り場に帰して紅ほっぺをカゴにいれる。
「わーい!私の紅ほっぺ!」
剣ちゃんが喜んだ。
「慶タンのさつまおとめかえせよ!」
慶ちゃんが怒った。
「ふっ、外交とは妥協の産物だということね」
忍ちゃんがわけのわからないことを言った。
「いいもん!慶タンには龍があるもん!」
そう言って慶ちゃんは龍を出してきてスーパーのレジの上をフワフワ遊泳した。
「私も乗る~」
「当然私も乗るわよ」
剣ちゃんと忍ちゃんも龍の上に乗って三柱でフワフワスーパーの中を遊泳していましたとさ。

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