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頭の中の池内慶

空想ファンタジーブログです。 私と脳内タルパたちの愉快なヨタ話。

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感動の紅ほっぺ

今日スーパーに行くとイチゴのさがほのかが売っていた。しかもそのパッケージに
リカちゃん人形の写真がのっている。
「リカちゃんだよ!私リカちゃん!のリカちゃんだよ!」
慶ちゃんがなんか興奮している。
「おまえ、人形とかキライだろ」
「リアル人形は魂がこもるから好きくないけどリカちゃん自体は好きだよ!」
慶ちゃんが言った。すごく興奮してほしそうだったのでリカちゃんの写真がのったさがほのかを買う。
う~ん農家さんの思惑通りだ。
というか、値段自体も380円といういちごとしてはけっこう安い値段だったので、買った感じかな。
そのあと、カニカマを買ったが、精霊さんたりオールスルー。最近カマボコとかほしがらない。
贅沢になったもんだな。
次はチーズ売り場に行って裂けるチーズを買った。
「裂けるチーズは慶ちゃんのでしょ、慶ちゃんばっかりずるいよ!」
剣ちゃんが怒っている。
「じゃあ、剣ちゃんがもらえばいいじゃん」
私がいうと剣ちゃんは下を見る。
「えー剣ちゃんそんなに裂けるチーズ好きなわけじゃないしー何でクリームチーズじゃないのかなあ」
「だって、クリームチーズはこの前買ったばっかじゃん。」
そうしているうちにスルメが特価セールやってたのでスルメを買う。
「はい、じゃあ、これ忍ちゃんのね」
「馬鹿いってんじゃないわよ、フランス貴族がスルメなんて食べられるわけないでしょ!」
忍ちゃんが怒っている。
「おまえはフランス貴族じゃないけどな」
いちおう突っ込みを入れておく。
まだベルサイユのバラゴッコをやってるみたいだ。
しかたないので、忍ちゃんが好きなマシュマロを買ってあげる。
忍ちゃんはマシュマロをもらって、スルメは慶ちゃんがもらった。
そのあと、わらび餅を買って、それは剣ちゃんがもらう。
そして、チョコレートと八つ橋とピコラを買う。
チョコレートは忍ちゃんがもらい、ピコラは剣ちゃんがもらい、八つ橋は慶ちゃんがもらった。でも、
剣ちゃんが裂けるチーズと八つ橋を交換してほしいと言うので慶ちゃんはチーズと八つ橋を
交換してあげた。
さて、帰ろうかと思ったとき、目の前を店員さんが処分価格品を棚にのせて横切る。
それを見て剣ちゃんが叫んだ。
「見て!紅ほっぺだよ!」
見てみると、売れ残って消費期限がせまったいちごの紅ほっぺが
通常498円のところ、398円に値引きして売っていたのだ。
「紅ほっぺだよ!これは買わなきゃだね!」
剣ちゃんは必死に叫ぶ。
剣ちゃんは紅ほっぺが好きなんだけど紅ほっぺってなかなか店頭に並ばないんだよね。
忍ちゃんの好きな章姫や慶ちゃんお好きなさちのか、とよのか、さがほのかはよく店頭に並ぶんだけど。
剣ちゃんがかわいそうなので、紅ほっぺを買ってあげることにした。
「わーい!わーい!紅ほっぺ!」剣ちゃんは喜んで飛び上がっていた。
ほんとうに紅ほっぺが好きなんだなあ。
そういえば、この前の買い物で慶ちゃんだけもらえるお供物が一つ少なかったことを思い出した。
私は、パン売り場でレーズンロールを手に取り、「はい、慶ちゃん」と言ってレーズンロールを慶ちゃんに
あげた。
「わーい!慶タンのために特別にくれた!特別にくれた!」私が直接名指しでくれたものだから、
慶ちゃんはものすごく喜んでいる。
慶ちゃんを特別扱いしたわけじゃなく、この前一つ、たりなかったからあげたんだけど、
慶ちゃんはすごく喜んでいる。
「あら、慶ちゃんと剣ちゃんは特別にもらってよかったわね、私には何もないわけ」
眉をひそめて忍ちゃんがつぶやく。しまった忍ちゃんに一つたりない。
「慶ちゃん、そのレーズンパンよこしなさい」
そう言って忍ちゃんがレーズンパンを引っ張る。
「いやだよ!こえは慶タンが特別もらったんだよ!特別なんだよ!」
慶ちゃんが特別を強調するので、よけいに忍ちゃんがムキになる。
「そんなエコヒイキゆるされるとおもってるの、渡しなさいよ!」
「いやだよ!これは特別だからだめだよ!かわりに八つ橋あげるよ!」
そう言って慶ちゃんが八つ橋をさしだす。
「あら」
忍ちゃんの動きがとまる。
ここは早く丸くおさめないと。
「よっ!錦屋のこいはん!包丁一本、さらしにまいて~旅にでるのおも~板場のしゅうぎょおお~」
私は心の中で歌をくちずさみならが忍ちゃんを乗せにかかる。
「あら、八つ橋は好きなのよねえ、どうしようかしら」
「そこをなんとか!西陣の未来はこいはんにかかとるんどすえ!」
慶ちゃんが芝居にのっかって煽る。
「しかたおまへん、大番頭はん、今日はあんたの顔を立てて、手を引かせてもらいます。
次はおまへんえ」
忍ちゃんも芝居にのっかった。やれやれ、一安心だ。
ただ、そうなると、前回に引き続き、今回も慶ちゃんが一つ少なくお供物がもらえないことになる。
これはやばい、というかかわいそうだ。
周囲を見回していると、売れ残りのおにぎりに半額シールが貼ってあるのを見つけた。
私はそれを二つとって、カゴに入れた。
「はい、慶ちゃん、これ、前回と今回の不足分ね」
すると慶ちゃんは大変喜んでいるようだった。
「ひょーっ!半額だよー!」
そう言うと、慶ちゃんは黄色の安全ヘルメットを頭にかぶった。
そして両手にハンガーをもってぐるぐる回しはじめた。
「ハンガーくー!ハンガーくー!」
ハンガーはがんがん慶ちゃんの頭に当たったが黄色の安全ヘルメットをしているので、平気だ。
これで一件落着。
会計を済ませてスーパーを出た。そこで、父からぼんたんアメを二個、買って帰ってきてほしいと
頼まれていたことを思い出した。
しかたなく、私はボンタンアメを薬局で二個買う。
「あら、それはだれのお供物なのかしら、また慶ちゃんをヒイキして特別にあげるのかしら」
鋭い目つきで忍ちゃんがつぶやく。
「二つとも慶ちゃんにあげるの?ヒイキマ~ン!」
剣ちゃんが叫ぶ。
いや、父に買い物頼まれてただけなんだけど。
「これは忍ちゃんと剣ちゃんにあげて!」
慶ちゃんが叫んだ。
「でも、それじゃ、また慶ちゃんが一つたりなくなるよ」
「慶ちゃんはいいの!その気持ちだけで十分だから!」
いい子や。
そしてボンタンアメは忍ちゃんと剣ちゃんに一つずつあげた。
家に帰ると、さっそく、紅ほっぺを洗って食べた。
いつも、じゃんけんして食べる順番を決めるんだけど、
今日は久しぶりの紅ほっぺなので、優先的に剣ちゃんに食べさせてあげた。
「ありがとー!さっきヒイキマンとか言ってごめんね」
そう言って剣ちゃんがだきついてきた。
そんな事気にしてたんだな。
みずみずしい高級イチゴを食べて、みんなご機嫌だった。
「忍ちゃんもいい子よ!」
私の後ろで忍ちゃんが叫ぶ。
そうだね、忍ちゃんこいい子だね。
みんないい子。
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