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頭の中の池内慶

空想ファンタジーブログです。 私と脳内タルパたちの愉快なヨタ話。

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梅砂糖オカキのゆくえ

「ママしゃんとお買いものに行ってきたんだよ!」
慶ちゃんがうれしそうにスルメを見せてくれた。
今回、慶ちゃんが一つ多くお菓子を買ってもらったようだ。
そのほかにもチーズを買ってもらったようで、
慶ちゃんが雪印のクリームチーズ、忍ちゃんがカマンベールチーズ、
剣ちゃんはクラフトのガーリック入りクリームチーズを買ってもらったようだ。
ガーリッククリームチーズには二割引きのシールが張ってあった。
こういう割引シールは慶ちゃんたちは好きだ。

今日は父と買い物に行く。
いつもはスーパーのある建物の玄関から入ってエレベーターで地下に降り、
そこからスーパーに入るので、いつもイチゴ売り場が一番最初に出くわす場所だけど、
今回は自転車で来たのでエスカレーターに乗って地下に降りた。
そこからお惣菜売り場を通って、パン売り場に向かう。
慶ちゃんがマカロニサラダを珍しそうに見ていたので買ってあげる。
「わーい!慶タンいちばんのり!」
喜んでいた。そのあと、父が100円の高級イチゴジャムパンを買うが、特売ワゴンコーナーで
ジャムパンが3個で200円で売っていたので、それを三個かった。
慶ちゃんたちに1個ずつパンが回る。
そのあと、鮮魚売り場に行っていかなごを買ったり、千枚漬けを買ったりして、
なかなかお菓子などを買わない。
「どうしよう、慶タン、前もスルメを一つ余分にもらったから、今回、マカロニサラダ返さないといけないかな」
慶ちゃんが心配そうにしている。母と一緒に買い物に行ったとき、
お菓子を分けて、慶ちゃんだけ1個余分にもらったから、今回は慶ちゃんの欲しいものを選ぶ
優先順位が一番あとになるのだ。
そのあと、父は果物コーナーに行って、イチゴのさちのかをカゴに入れた。
「あ!さちのかだ!慶タンのすきなやつだよ!」
「何いってんのよ、あんた、先にサラダもらってるでしょ」
そう言って忍ちゃんがイチゴにタッチ。
「ううっ……さちのかは慶タンが好きなイチゴなのに」
慶ちゃんが泣きそうになる。
「しかたないわね、サラダと交換してあげるわ」
そう言って忍ちゃんはイチゴとサラダを交換してあげた。
「わーい、さちのかだー!」
慶ちゃんは大喜びだ。
「そしたら剣ちゃんがボッチだよ!剣ちゃんもらえてないよ!」
剣ちゃんが騒ぎ出す。
その時、父はカニ蒲鉾をカゴに入れる。
「忍ちゃんと剣ちゃんはいかなごの釜茹でとカニ蒲鉾もらいなよ」
慶ちゃんがすすめる。
「いらない」
「カマボコはほしくないよー」
忍ちゃんも剣ちゃんも拒否する。
そのあと、父はお菓子売り場に行って、ウニあられを買う。
「ウニあられって慶ちゃんの好物だよね」
剣ちゃんが慶ちゃんを見る。
「いいよ、今回はイチゴもらったから、ウニあられはあげるよ」
そう言いながら慶ちゃんは笑っている。
「わーい」
剣ちゃんはウニあられにタッチした。
その後、梅味砂糖オカキがカゴに入ってくる。
「あら、じゃあこれは私がもらおうかしら」
そう言ってるときに父はカゴにマシュマロを入れる。
「あら、こっちのほうがいいわね」
そう言って忍ちゃんはマシュマロにタッチした。
「じゃあ、これ慶タンのね」
そう言って慶ちゃんが梅味砂糖お菓子にタッチした。
「それじゃあ、また剣ちゃんがボッチだよ!」
剣ちゃんがそう言うので、慶ちゃんは剣ちゃんに梅味砂糖オカキをあげた。
その直後、父はカゴの中にビスコを入れる。
「あ!ビスコだ!」
剣ちゃんは目を丸くする。
「わーい!慶タンがビスコだー!」
慶ちゃんは大喜びした。
ビスコとかポッキーとかパラソルチョコレートとか
定番の子供大好きお菓子は、精霊たちにとって、ものすごく価値の高いお菓子なのだ。
子供に名前が知られている定番お菓子はそれだけ、ネームバリューとしての
精神的付加価値がある。それが精神世界の住人である
精霊たちにとっても大きな価値をもっているのだ。
「いいなー慶ちゃん」
そう言って剣ちゃんが指をくわえた。
「あ、これ剣ちゃんにあげるよ」
気をつかった慶ちゃんが剣ちゃんにビスコをあげて、梅砂糖オカキを貰う。
「ありがとー!」
喜んで剣ちゃんが万歳をした。
「どういたしましてー!」
喜んで慶ちゃんも万歳した。
そのあと、豆腐売り場の横を通ると、厚揚げが半額で売っていた。
それを見た慶ちゃんは黄色の工事現場用安全ヘルメットをかぶる。
「何してるの?」
私が言うと慶ちゃんはどこからともなくハンガーを取り出してきた。
「はんがくー!はんがくー!」叫びながら慶ちゃんは
ハンガーを両手にはめてグルグル回す。
頭にハンガーがガンガン当たるがヘルメットをかぶっているので平気だ。
学習したらしい。
最後に父はスルメをカゴに入れた。
「私はスルメいらないわ」
忍ちゃんは興味をしめさない
「じゃあ剣ちゃんだね」
慶ちゃんが剣ちゃんを見る。
「うーん、ありがとう」
どうもうかぬ顔だ。
「もしかして梅砂糖オカキのほうがいい?いいの?」
慶ちゃんが剣ちゃんの顔を覗き込む。
「でも、今日は慶ちゃんに散々おねだりしたから悪いよ……」
剣ちゃんが気をつかっている。
「そんなこと気にしないでいいよ、慶タンスルメすきだから交換してあげるよ、交換してください!」
「うん、ありがとう」
慶ちゃんと剣ちゃんはスルメと梅砂糖オカキを交換した。
「やったー!今日は剣ちゃんが特別扱いだよー、梅砂糖おかきー!」
そう言いながら剣ちゃんは梅砂糖オカキを上に持ち上げて喜んでいた。


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