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頭の中の池内慶

空想ファンタジーブログです。 私と脳内タルパたちの愉快なヨタ話。

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アイス争奪戦

母と一緒にスーパーに行きました。
今日もスーパーにイチゴはありましたが、粒が小さかったので買いませんでした。
オカズの購入なので野菜中心になります。
菊菜、トマト、三度豆など慶ちゃん達がすきそうなものはあまりありません。
ただ、プチトマトを2パック買ったのでそれは慶ちゃんと忍ちゃんがもらいました。
忍ちゃんはあまりプチトマトを貰うのには乗り気ではなかったのですが、
その後に買い物かごに入ってくるものが三度豆とか菊菜とか野菜類ばかりだったので、
一応、お供物を確保するために、プチトマトを貰っておくことにしたのです。
そのあと、チーズ売り場への近づきます。その前にある冷蔵食品コーナーで
いつも通り「粗挽きポー!」の音楽が流れています。
剣ちゃんはキッと慶ちゃんと忍ちゃんの方をにらみます。
「慶ちゃんと忍ちゃんはもうお供物もらっちゃってるんだから、次は絶対に剣ちゃんが貰うんだからね!
踊ってるときに横取りとかできないんだからね!」
「はいはい、ご自由に、私はそこまで余裕がないわけじゃないのよ」
半笑いで忍ちゃんが答えた。
「踊らないぞ、絶対おどらないで、チーズを貰うんだからね」
そう言いながら剣ちゃんはファイティングポーズを取る。
でも、「あらびきびきびき、ごてあらぽー!」と音楽が聞こえてくると、慶ちゃんと一緒に踊ってました。
しかし、母は、チーズ売り場には寄らず、その手前の棚で生卵を買ってました。
「あら、残念ね」
忍ちゃんがにんまりと笑う。
「別にいいもん!剣ちゃんはきっとすごいものを貰うもん!」
剣ちゃんが胸をはる。
「あら、ここから先は冷凍食品コーナーよ、すぐに食べられないものばかりだわ。冷凍ハンバーグでも
もらうのかしら、ほほほ」
忍ちゃんがからかう。
しかし、母は忍ちゃんの大好物のヨーロピアンシュガーコーンアイスを買って買い物かごに入れた。
「あら、これはヨーロッパだから私のものね」
そう言いながら忍ちゃんが余裕で手を伸ばす。
「ちょっとまったー!」
そこに剣ちゃんが立ちはだかる。
「次は順番で私のだよ!忍ちゃんはもらえないよ!」
「なんですって!私は善意でほしくもないトマトを貰ってあげたのに、
それで私が貰えるはずのヨーロピアンが貰えないなんて、そんな不条理があっていいはずがないわ!」
忍ちゃんは激怒して叫ぶ。
「じゃあ、多数決で決めようよ!」
剣ちゃんが言った。
「じゃあ、私が貰うべきだと思うひと挙手!」
忍ちゃんが言いながら手をあげる。
忍ちゃんしかあげてない。
「じゃあ剣ちゃんがいいと思うひと!」
あれあれ?剣ちゃんがいいと思う人で手をあげたのは剣ちゃんだけだぞ。
「じゃあ慶ちゃんがいいと思うひと!」
慶ちゃんがそいう言って手をあげた。
思わず私も手をあげてしまった。
「あ、あんた、フロ入ってるとき耳に水入れて出ないようにしてあげましょうか、
耳くそが腐って耳だれがでるようにしてあげましょうか」
目を血走らせて忍ちゃんが私の耳元でささやく。
「ねえ、来年の冬、こたつに入ってるとき、ふくらはぎの柔らかいところを低温やけどにしてあげようか、
1日中ひりひりするようにしてあげようか」
目を血走らせて剣ちゃんが私の耳元でささやく。
「ごめんなさい、それは勘弁してください」
私は頭をさげて手を下ろした。
その時母が何か考えているようだった。
「あ、そうだ、これおいしくてよく食べるからもう1個買っとこうか」
そう言って母はヨーロピアンアイスをもう一つカゴに入れた。
「やったー!二つもアイスが慶タンのものになったよー!これは新記録だよ-!」
慶ちゃんは叫びながら両手をあげて、ぐるぐる回って喜びの踊りを踊った。
それを見た剣ちゃんと忍ちゃんが顔を見合わせて、お互いうなずく。
「はいタッチ!」
叫びながら二柱同時にそれぞろえのアイスにタッチして、ひとつずつ貰った。
「しまったー!」
慶ちゃんが頭をかかえた。
こうしてアイスは忍ちゃんと剣ちゃんのものになったのであった。
そのあと、ヤクルトの6本パックを母が買ってカゴに入れ、それは剣ちゃんが貰った。
サイダーとか清涼飲料水はけっこう剣ちゃんがもらう。水ものは剣ちゃんは基本飲まないので
自分が所有権主張するだけだけどね。
そのあと、パン売り場に行って、私がアンパンマン菓子パンを買った。
これは甘食の8本入りでけっこう味がおいしい。
「あ、これは剣ちゃんのだね」
そう言って剣ちゃんが手を伸ばす。
「だめだよ、順番だと慶タンだよ!」
そう言って慶ちゃんがアンパンマン菓子パンを貰ってしまった。
剣ちゃんは涙目になる。
さっきアイスを取られたお返しだ。
剣ちゃんは目を潤ませて口をとがらせてじっと我慢している。
慶ちゃんは私のほうを見る。
「剣ちゃんなきそうだよ、かわいそうだね」
「そうだね、何かと交換してあげなよ。」
私がそう言うと慶ちゃんは「うん」と笑顔で言った。
そして剣ちゃんのヤクルトとアンパンマン菓子パンを交換してあげた。
剣ちゃんはご機嫌で「わーい!わーい!」と言ってとびはねた。
今日もみんな仲良しだ。

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コメント

無題

慶ちゃんの影響を受けて天津甘栗にはまっています(笑)
【2012/05/29 23:41】 NAME[NONAME] WEBLINK[] EDIT[〼]

無題

慶ちゃんはむいてあるけど皮がついた
やつが好きみたいですね。
半分皮がむいてあって、簡単にむけるのが
好きみたいです。
丸ごと皮の中にある栗だと爪がたたなくて
自分ではむけなかったり、
むいたら甘皮がついてくるので
あまり得意ではないみたいですね。
お花の精霊は刃物を怖がる傾向があるので
自分で栗に包丁を入れて皮をむいたり
できないですからね。
半分に割った皮付きの栗って
最近あまり売ってないけど。
皮がむいてあるのも好きだけど
蒸してべちゃっとしたのはあまり
好きじゃなくて、からっとしたのが
好きです。
蒸したやつで表面がぬれた感じの栗は
電子レンジやオーブンで一度温めて表面を
からっと乾かしたら喜びます。
【2012/05/30 13:39】 NAME[楠乃小玉] WEBLINK[] EDIT[〼]

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