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頭の中の池内慶

空想ファンタジーブログです。 私と脳内タルパたちの愉快なヨタ話。

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いちごの記憶

春眠暁を覚えずというが、最近ぼーっとしている事が多い。
このまえもイチゴを二パック買って、それを剣ちゃんと慶ちゃんに与えた。
何故なら、前の日に忍ちゃんと慶ちゃんにイチゴを買ってあげていたからだ。
だから今日は剣ちゃんの番なのだ。
そのあと、ぼーっとしてて柿を二つ買ったら剣ちゃんが来て手をさしのべたから、
そのまま剣ちゃんに柿をあげてしまった。
「ちょっと何してんのよ」
横から忍ちゃんがゲシゲシと足を蹴った。
「何って?」
「その柿私のでしょ?順番でしょ」
忍ちゃんが憤怒の表情で主張する。
ごめんぼーっとしてた。
私は、自分の頭のどこかで、結局は慶ちゃんたちは想像の産物でしかないんだろうなという
思いがある。目の前に見えている姿も、所詮、自分の頭のどこかの機能がおかしくなって
見えているんだろうなと。
でも、私が勘違いしていたり、忘れていたりすることを、慶ちゃんたちは覚えている。
特に、自分の権利関係になると、私がぼーっとしてたり忘れていて順番を間違えると、
猛然と抗議してくるのだ。
そういう時はびっくりする。
そのあとアイスクリームコーナーに行って旨ミルクというアイスを買う。
これは竹内力がコマーシャルしてる奴だな。
「私がもらったわ。だって私イチゴもらってないもん。」
そう言って素早く忍ちゃんがアイスを貰った。
「ちょっと待った―!旨ミルクは竹内力だから譲れないよ!ベイビー竹内だよ!」
慶ちゃんが異論を唱える。
「じゃあ、イチゴくれるの?」
「そ、それは……」
「剣ちゃんが貰うの!剣ちゃんはいつもあんまりいいもの貰ってないから、愛情不足なの!」
剣ちゃんも主張しはじめる。
「わかった、剣ちゃんはいどうぞ」
慶ちゃんがすんなり剣ちゃんにゆずる。
「どういう事なの?私にはあげたくないけど、剣ちゃんにはあげるっていうの、良い度胸だわ、
バスチーユ監獄の地下牢送りにするわよ!」
忍ちゃんが慶ちゃんの胸倉を掴む。
「まあまあ、、たまには剣ちゃんにも言い思いしてもらわないと」
わたしがとりなして、なんとかそのばは収まった。
そのあと、プリンが二個一五〇円だったのでこれを買って忍ちゃんと慶ちゃんにあげる。
忍ちゃんも慶ちゃんもプリンは好きなので満足のご様子。
そのあと、草餅と半生タイプのイカ焼とお菓子のピコラを買った。
これで終了。
「ちょっと待って!」
忍ちゃんが言った。
「私が一個足りないわ。
「え?」
私が一個たりないのよ!」
「いや、みんな同じ数だよ」
「だって私が昨日買ってもらったイチゴジャムパンをあなたのお父様が仏壇にお供えになったのよ!」
「え?」
忍ちゃんたちは精霊であり供物を受け取る。精霊にお渡ししたものは人間がお下がりとして
食べることができるが、他の聖霊、高霊にお供えしたものは受け取れない。
「えー」
私は半信半疑で念のためにぼんちあげを買って帰った。
家に帰ると、イチゴジャムパンが仏壇に供えてあった。
私は忍ちゃんにぼんちあげをあげた。
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