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頭の中の池内慶

空想ファンタジーブログです。 私と脳内タルパたちの愉快なヨタ話。

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えびすまつり

兵庫の柳原えびす祭に行ってきました。
慶ちゃんたちは大喜びです。
くじ引きのお店にリラックマのマグカップが置いてあったので、剣ちゃんが買ってほしいといって、私の
足にしがみついてきました。
でも、あれはくじ引きで当たらないともられないので、売ってくれないんだよと言うと
諦めました。
えびす神社に行ってご挨拶してきたあと、隣の大黒天をお祭りしているお寺にお参りしました。
「YO!YO!大黒天だY0!」と言いながら慶ちゃんたちが騒いでいると
お寺の奥から「これ、お行儀よくしなさい」と声がした。すると、慶ちゃんたちはビクッとしておとなしくなってしまった。
よっぽど怖かったらしい。
大黒様は霊界ではトップクラスの強さなんだって。
お寺の奥に入って行くと、ボランティアの人が障碍者のための募金活動をしていた。
お寺の奥から「お寺に入れるお賽銭があるなら、こちらのボランティアの募金箱にお金を入れなさい。
と声がしたので、ボランティアの募金箱に百円入れた。
寺の奥にいくと、真っ黒で精悍な大黒様の像がかざってあった。すごく強そうだ。
お賽銭箱の中にはドラが入っていって、そのドラにお賽銭があたると「ばい~ん」と音がする。
「ねえ○○(私の本名)もドラならして!」慶ちゃんがおねだり刷るので、結局、五円玉を
ドラになげた。「ばい~ん」と良い感じの音がして慶ちゃんは大喜びしていた。
忍ちゃんはあいかわらずムスッとしていたが、周囲を見回している。
「ここのお祭りも変わったわね」
忍ちゃんが言った。
「へ?昔来たことがあるの?」
「そうね」
忍ちゃんが短く答えた。
「昔はね、屋台は千歳飴と生姜糖ばっかり売ってたんだよ。あとは吉兆
と縁起物の熊手とかそんなのばっかりだったんだって。」
慶ちゃんが飛びはねながらいった。
でも今は、
そういうのとは関係のない唐揚げとかチョコレートバナナとか派手なのが多くてそういう屋台はない。
「あと、見世物小屋がなくなったね」
剣ちゃんが言った。
「見世物小屋?」
「うん、よってらっしゃい、見てらっしゃい、可哀想なはこの子でござ~いって言って檻の中に入った
子供見せてた。」
慶ちゃんが言った。
たぶん、戦前の頃の話だろう。落語に「六尺五寸の鎌鼬」という話がある。
見世物小屋に入ってみると、大きな板に赤いペンキが塗ってあって、そこに鎌が刺してある。
それで鎌板血だ。そういうものが戦前はまかり通っていたらしい。
昔、人間の背中にしがみついて、お祭りを見に行ってたんだそうだ。
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