風邪の具合がだいぶ良くなったので、私がイチゴを食べるとき、慶ちゃんたちが
私に憑依していいと忍ちゃんから許可が出た。
「わーい」と言って慶ちゃんが憑依する。
私がイチゴを食べる。
「うまー!」
慶ちゃんが喜んだ。
剣ちゃんが憑依する
「おいしー!」
剣ちゃんが喜んだ。
忍ちゃんが憑依する
「おいしいわね」
忍ちゃんが喜ぶ。
でも、まだ体が本調子じゃないので一個しかたべられない。
「もっともっと!」
慶ちゃんがせがむ。
「無理させちゃだめなの!」
忍ちゃんがたしなめる。
「いいもん、食べなくても生気だけすっちゃうもん!」そう言って慶ちゃんは直接イチゴに
かぶりついてちゅーちゅーイチゴの生気を吸いはじめた。
「剣ちゃんも!」
剣ちゃんも吸い始めた。
「あんたたちだけずるいわよ」
我慢しきれず忍ちゃんもすいはじめた。
それで新鮮なイチゴの生気は吸えるみたいだが、味を味わうためには憑依しないといけないみたい。
一生懸命イチゴの生気を吸っている剣ちゃんの後ろ髪がかぶっている兜からはみ出していた。
なんか最近剣ちゃんの髪の毛がちょっと伸びたみたい。
慶ちゃんと忍ちゃんは黒髪だけど、剣ちゃんだけは何故か金髪。
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