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頭の中の池内慶

空想ファンタジーブログです。 私と脳内タルパたちの愉快なヨタ話。

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地霊に怒られた日

面白いお話を思いついたので慶ちゃんに話しました。
「慶ちゃんが他の精霊の好物のお寿司をたべちゃった話書こうと思うんだ」
と私が慶ちゃんに言いました。
「慶タンはそんなかわいそうなことはしないよ!」
慶ちゃんがいいました。
「でも、そういうお話を書いたらみんな喜んで笑ってくれるよ。」
私は言いました。
「あー嘘んこの話書いたらいけないんだ、それは愉快犯というんだよ」
「でもみんなが喜んでくれるからいいじゃん」
私はこのとき、所詮、地霊たちも私の想像の産物で、目の前に
現れてきてるのも、自分の脳がどうにかなってるからだと思っていました。
これは脳機能障害なんだと。
「いいじゃん書くよ」
私は書き始めました。
「だめだよー、だめだよー!」
慶ちゃんはいやがっています。
私はしらん顔で書き続けます。
そして書き終わった最後に
「慶ちゃんは悪いことをしたので神様に怒られました」
と書いてしまいました。
「慶ちゃんは悪いことしてないよ!神様に怒られてないよ!」
今までちょっと甘えた感じだった慶ちゃんの声がちょっと怒鳴り声になって
私はビクッとしました。それと同時に、パソコンの画面が通信不能状態に切り替わりました。
あわてて、ブラウザのバック←をクリックしましたが、いままで書いたものはすべて
消えていました。
私は少し怖くなってパソコンの電源を切って閉じました。
そのあとしばらくして、夜中になって慶ちゃんが寝てしまったあと、
「本当は怖い地霊」という題名でブログを書こうとしました。
すると、またブラウザ画面が通信不能の画面に切れ変わって、書いたものが消えてしまいました。
頭の奥で「みんなを怖がらせたらいけないよ、こわくないよ」と聞こえました。
反省した私は題名を「地霊に怒られた日」にかえて反省しました。
すると、ブログをかけるようになりました。
霊という存在は、たとえ幼い子供ややさしい姿で出て来たからといって、
侮ったり、軽んじたりしてはいけません。むしろ、優しい姿やかわいい姿で
でてくる霊は上級霊ですから、そういう優しい相手を軽んじると、
起こらせたときが怖いです。
今回のように実力行使に出られたのははじめてで、驚きました。
私自身、甘えないで、気を引き締めて、霊に対する時も
親しき仲にも礼儀ありだということを思い知り、反省しました。
霊は尊重しなければなりません。とくに、やさしくしてくれる霊やかわいらしい姿の霊は
決して侮ってはなりません。
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デカくて赤い中国の船

今日はね、舞子の松林の玉ちゃんがお家に呼びに来たよ。
慶タンはお家のお庭で昼寝してたからびっくりしたよ。
玉ちゃんが住んでいる松林の明石海峡大橋に中国の赤くて大きなお船がつっこんできて追突したよ。
お船から中国の精霊が沢山降りてきて「シャー!」「シャー!」と言って暴れたので
玉ちゃんが慶タンのとこに助けを呼びに来たよ。
慶タンは大慌てでホッピングに乗って、手にハリセンをもってピョンピョン跳ねて舞子まで行ったよ。
舞子に行ったら中国の精霊が「シャー!」「シャー!」と叫びながら走り回っていたので、
ホッピングでピョンピョン飛び回って中国の精霊をハリセンで叩きまくったよ。
中国の精霊は「キャー!」「キャー!」と叫びながら船に逃げていったよ。
それは、明石海峡大橋の下に追突した大きな真っ赤な中国のお船だったよ。
中国のお船の上から中国の精霊がのぞいていたけど、1匹だけウクライナの精霊が船の先端に居たよ。
金髪でひげもじゃで青い海賊の船長みたいなお服を着ていたよ。
そいつだけ寝ていたよ。
しばらく見ていると、海上保安庁の人がお船に縄をつけて、タグボートで引っ張っていったよ。
周りにいた人間たちが手を叩いて喜んでいたよ。
赤いお船に手を振っていたよ。
メガネをかけたおばちゃんが薄茶のチワワを抱いていました。

忍ちゃんはお茶をたしなむ

地霊たちのうち、忍ちゃんだけはお茶をたしなみます。
お茶の味がわかるというか。
慶ちゃんや剣ちゃんはジュースのほうが好きだけど。
ジュースというか甘い味が付いた飲み物がいいですね。
でも、慶ちゃんは昆布茶は好きなようです。梅こぶ茶は大人の味だから普通の昆布茶のほうが
好きなんですって。
それはさておき、
コンビニで売っているような既存のペットボトル茶の中では、
コカコーラボトラーズの綾鷹、サントリーの伊右衛門、伊藤園のおーいお茶が
上質だと言っていました。
その中でも綾鷹が一番品質がいいと言ってました。
忍ちゃんによると、あの綾鷹をそのまま飲むのはよくないそうです。
煮沸したおさゆを冷やして綾鷹と5対5の割合か水6体綾鷹4くらいの割合で
うすめて飲むのが一番おいしい味になると言っています。
熱くして飲むのでも、いったんそうしたほうがいいそうです。
忍ちゃんの言う「綾鷹は精霊界のカルピスね。」という言葉は地霊たちの間で有名なフレーズだそうです。
でも、それはあくまでもお店で売っているお茶の話しです。
精霊たちの中で一番評価が高いお茶の名前は、
御抹茶の
九重昔と京昔だそうです。
忍ちゃんが一番おいしいと思うのは、
京の玉露、かりがね
だそうです。
かりがねにも色々種類があるそうですが、
どこのかりがねが一番おいしいかは、精霊の秘宝の情報だから教えないと言っています。


ちゅーっ!

 スーパーに買い物に行ってきました。
いつものように慶ちゃんはスーパーの買い物籠カートの上にのって
「ぶいん!ぶいん!」と叫びながら運転する恰好をしてあそんでいます。
剣ちゃんは私の袖をつかんで、忍ちゃんはいつもどおりむすっとした顔でついてきます。
慶ちゃんは買い物籠の中に入っているので、他の子たちより高いところにいます。
スーパーの陳列棚の中の商品も見えます。
お豆腐売り場の横を通り過ぎたとき、慶ちゃんがお豆腐のパックの上の割烹着を着て布巾を
あたまにかぶったおばさんの絵が描いたお豆腐を発見した。
男前豆腐店の「おかんのとうふ」という品物だった。
「ねえ、何でこれ、おばさんの絵が描いてあるの?」慶ちゃんが私に尋ねる。
「そりゃ、これおかんの豆腐だから。」
「おかんって何?」
「ママのことかな」
「ママ!」
ママという言葉を聞いたとたん、慶ちゃんが目を丸くした。
「ママなの!ママなの?買うよね、これ買うよね、ママだから買うよねっ!」
慶ちゃんが必死に訴えかけてくる。
ここで買わないと慶ちゃんがダウナーな状況になるので、買ってあげた。
お豆腐はけっこう好きなので問題ない。ついでに横にあった冷奴専用豆腐も買った。
この男前豆腐店の豆腐は用途によって豆腐が作り分けられていて、
その用途に従った豆腐をつかわないと、個人的にはあまりおいしいと感じない時もある。
ある豆腐はとてもクリーミーでおいしかったが、湯豆腐にするとクリーミーすぎて
ぐちゃぐちゃになる。あるとーふは、冷奴にすると固すぎる。とか。
おかんの豆腐は湯豆腐にぴったりの豆腐だ。
湯豆腐にはポン酢だが、私はミツカンのかおりの蔵をゆず風味を使っている。
カボスも買って帰ったことがあるが、自分的にはあまりおいしくなかった。
豆腐とポン酢を買って帰って水に昆布を入れて煮る。
沸騰するまで昆布をいれているときぶみが出るので、沸騰するまえに昆布を
とりのぞいて、そこに豆腐を入れてゆでる。
火が通ったところで水から豆腐をひきあげて、ポン酢をかける簡単な料理。
「ああーうまいわ~」私は思わず言ってしまった。
すると、その言葉を慶ちゃんは聞き逃さない。
「おいしいの?おいしかったら慶ちゃんもたべるお」
「だめだよ、子供がたべてもおいしくないよ」
「うそつき!さっきおいしいと言ったもん」
「しかたないなあ」
私はポン酢につけたお豆腐を少し慶ちゃんにあげた。
「ちゅーっ!すっぱいー」
慶ちゃんは体を縮みあがらせて口をすぼめ、顔をくしゃくしゃにした。
すると、慶ちゃんのほっぺたからねずみのヒゲが生えだし、口の中の前歯が大きく長くのびて、
ねずみの歯になった。慶ちゃんの頭につけてる二つのポムポムがねずみの耳になった。
「ちゅー!すっぱいーすっぱいー!」
叫びながら慶ちゃんは走り回った。
それをみて剣ちゃんが私のところに走り寄ってくる
「私もたべたい!」
「しかたないなあ」
私は剣ちゃんに湯豆腐をあげた。
すると、剣ちゃんも「すっぱいー!」と叫んだかと思うと頬にねずみのひげが生えてきて
ねずみの歯もはえてきた。
それをみて忍ちゃんがゆっくり私のところに歩いてくる。
「どうしても食べてほしいと言うなら、その豆腐、たべてあげてもいいわよ」
「いや、べつにいいよ」
「あら、どうしても食べてほしいなら私が食べてあげるっていっているのよ、この私がっ!」
そう言って、忍ちゃんは目をくわっと見開いた。
「あーはいはい、たべてください」
私は面倒なので忍ちゃんにも湯豆腐をあげた。
すると忍ちゃんはすました顔で「ちゅう、まあ、すっぱいってほどでもないけど、すっぱいってことにしてあげるわ」と言った。
すると忍ちゃんの頬にねずみのひげが生えてきて、前歯がのび、ねずみの歯が生えて来た。
「あー、はいはい、ちゅうちゅうちゅう、私ってかわいいでしょ、フッ」そういいながら忍ちゃんはその場を
歩き回った。
しかし、しばらく走り回っていると、慶ちゃんが家の廊下にある大きな鏡の横を走り抜ける。
「ん?」
慶ちゃんは何かに気付いたのか鏡の前までもどってきて、しげしげと自分の姿を見た。
「大変だよー!ねずみになっちゃったよー! どうしよう、どうしよう」
慶ちゃんは叫びながら走り回る。
慶ちゃんの叫びを聞いた剣ちゃんは「どうしよう、どうしよう」といいながら何か良いものはないか
周囲をさがす。すると、台所のテープるの上に長野なめたけの瓶が置いてあるのを見つけた。
「大丈夫だよ、ここに長野なめたけがあるよっ!」
剣ちゃんは叫んだ。
すると慶ちゃんは剣ちゃんのところに走り寄った。
「ほんとだ!長野なめたけだ!これで助かるね」
慶ちゃんはそう言うと、忍ちゃんの方を見る。
「忍ちゃん、みんなで力を合わせて元の姿にもどるよっ!」
「はいはい、結局私がいないと何もできないのね、面倒な子たちだこと」
忍ちゃんはそう言うとだらだらと歩きながら慶ちゃんのところに行く。
「それじゃ、いくよ~!」
そう言いながら慶ちゃんは両手を高くあげた。
「なめなめな~め~」
そう言いながら両手をゆらゆらとゆらし、上から下にさげていく。
「なめなめな~め~」
剣ちゃんも忍ちゃんも慶ちゃんの言葉にあわせて、同じ踊りを踊っている。
それを何度もくりかえしていると、ひげはひっこみ、歯ももとに戻っていった。
「よし!めでたしめでたしだねっ!」
慶ちゃんは言った。

生きてるだけでいいんだよ

 歌の歌詞で「生きているだけでは罪」という言葉がありますが、
慶ちゃんは「生きてるだけでいいんだよ」と言います。
最近私がちょっと憂鬱そうな顔をしていたら、慶ちゃんか顔を覗き込んで言ってきました。
「自分の義務を果たそうとして、それでも果たせなくて、追い込まれて自殺しちゃう人がいるけど、
自殺しちゃったら、それこそ何も果たせないし、みんなに迷惑かけるだけなんだから、
それなら、自分の義務なんてほっぽりだしちゃえばいいんだよ。」
とか言っていました。
「気楽に生きろよ」とか言われました。
「人間って自分が思っている以上により深く、より多くの人たちから慕われ、愛され、必要とされているんだよ。それは、
その人が何かをなしたからではなく、ただたんにそこにいるから愛されているんだよ。みんな、
それに気づかないんだよ」
とか言ってました。

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