慶ちゃんが愛知県の小牧山に遊びに行く夢を見ました。
夢の中で慶ちゃんはホッピングに乗ってビヨンビヨン跳ねながら、仲間の草花の精霊たちと
小牧山に向かいます。
(ホッピングってこれです)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9B%E3%83%83%E3%83%94%E3%83%B3%E3%82%B0
小牧山につくと「むひょー!やっと故郷に帰ってきたよー!」と叫びます。
すると小牧山から別の草花の精霊たちがホッピングに乗って出てきます。
「ここはモモタンの土地だお!お前ら帰れお!」
その中の大将らしき女の子が吠える。
「慶タンのほうが前から住んでたんだよ!」
慶ちゃんが怒鳴り返します。
「勝負だお!」
桃ちゃんが叫ぶと、小牧山の妖精たちは手から大きなタンポポの花を出して、
慶ちゃんたちのほうにピョンピョンとびはねていきます。
「いくよー!」
さけびながら慶ちゃんたちもピョンピョン跳ねて突撃します。
精霊たちは大きなタンポポで叩きあいをはじめます。
頭をタンポポで叩かれた慶ちゃんがわの精霊が「いたいよー!」と言って泣き出しました。
「大変だよ!衛生兵!衛生兵!」
慶ちゃんが慌てて叫びます。
すると、山のふもとから、胸の大きな目の下に泣きボクロがある、2mくらいの大きさの
女の精霊が走り寄ってきます。
慶ちゃんたちは50㎝くらいの大きさなので、その巨大精霊が走るたびにドスン、ドスンと音がします。
大きな精霊は泣いている精霊のところまでいくと、精霊をだきしめて、頭の撫でます。
「まあ、かわいそうに、痛いの痛いのとんでけー!」
するとその精霊は「ママー!」と言ってその大精霊に抱きつきます。
それをみて慶ちゃんは目をまるくします「むひょー!お前だけずるいよー!」
慶ちゃんは急いで敵の大将のモモちゃんのところまで走ってゆきます。
「頭叩いてよ!」するとモモちゃんは躊躇します。
「え、叩いたら痛いよ」
「いいから叩いてよ!」
「う、うんわかった」
モモちゃんは巨大タンポポで慶ちゃんの頭を思いっきり叩きます。
「むきょー!痛いよー!」
叫びながら巨大精霊に走り寄っていく。
「ママー!ママー!だっこ!」
「あらあら」
巨大精霊は笑ながら慶ちゃんをだっこする。
それを見て、モモちゃんたち地元の精霊たちが目を丸くする。
そして地面にころがって手足をじたばたさせる。
「ずるいよー!私たちのママなのにずるいよー!」
それを見た大精霊は「まあまあ」といいながら寝転がってすねている
精霊たちに手を広げて満面の笑みをうかべた。
「さあ、みんなもいらっしゃい」
するとモモちゃんたち精霊も「ママー!」と叫びながらその大精霊に走り寄って
みんなで抱きついた。
愛知県の小牧山に「ママ」という名前の大精霊が住んでいるらしい。
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