精霊という存在は結構不安定な存在で、私の頭の中にある三柱の精霊という器の中に
違う種類の混合した霊気が入り込んでしまうことがあります。
慶ちゃんのコアにある正体は実際よくわかっていないのですが、
現在、その存在を支えている中心となっている霊気は大酔芙蓉の霊気です。これは
すごい酔芙蓉で、ものすごい力があります。花が咲いている時期だとみると寒気がするくらい
威厳があります。
普通の酔芙蓉とはちがって、八重でとてもふくよかな花です。
忍ちゃんは井戸水の精霊で、恐らく、私の氏神様の井戸水の霊気が中心になっていると
思います。
剣ちゃんの場合は、恐らく、丘の上の人丸神社の霊気を受けているんじゃないでしょうかね。
ちょっと場所が離れているのと、あと、少し高砂の鹿島神社の影響を感じるのですね。
だから、かなり離れているし、ほんとうにたまにしかいかないので、その部分で
弱い部分はあるかもしれません。なぜか、鹿島神社の線香の香りがするんですね。
エスニックな香料のような香。そういえば、剣ちゃんは目が青くて髪の毛は少しカールした
天パーの金色です。
なにか外国の流を組んでいるのかもしれません。
剣ちゃんはとても素直で礼儀正しいんですが、可愛いものが大好きです。
でも、それを露骨に言うことが恥ずかしくて、忍ちゃんからつっこまれると、
時々泣きそうになってしまいます。
一時期、神社にあまりいけない時期があり、この剣ちゃんの性格がちょっと変わってしまって、
可愛いものがストレートに好きな幼いあまえんぼうの性格になってしまったことがあります。
それで、最近はまた神社に行くようになって、性格が元に戻ったのですが、
ちょっと元気なボクっ子系の女の子の性格になってしまいました。でも、
一人称は「私」なんですけどね。
小説では分かりやすいように「ボク」って書こうかな。
今思案中です。
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