父と母と一緒に食事に行った。
父は天ぷらうどん、母はうどん定食、私はかつ丼定食をたのんだ。
慶ちゃんたちが出てきて剣ちゃんが私の背中に張り付いた。
それに続いて忍ちゃんが母の背中に慶ちゃんが父の背中に張り付いた。
三柱はずっと私たちが食事をするのを見ていた。
食事が終わって家に帰る道すがら慶ちゃんがご機嫌で歌いだした。
「子供だなんて~思おったら、大間違いよ~女の娘、二つの胸の~
ふくらみは~何で~もできーる~証拠なの~!」
昔のアニメ、魔女っ娘メグちゃんの主題歌だ。
「え、そうなんだ、じゃあ忍ちゃんは何にもできないの?」
何気なく剣ちゃんが言った。
「あ?あんた、暗に私が胸が小さいっていいたいの?バカなの?死ぬの?」
言いながら忍ちゃんは剣ちゃんの胸倉をつかんだ。
「やめてよ~やめてよ~」
剣ちゃんが暴れた。
三柱とも日頃は子供の恰好してるからみんな胸とかないんだけどね。
変化して大人体型になった時のことを言ってるんだろうと思った。
魔女っ娘メグちゃん
http://www.youtube.com/watch?v=zU-4NIDpMNcPR