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頭の中の池内慶

空想ファンタジーブログです。 私と脳内タルパたちの愉快なヨタ話。

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ボクっ子剣ちゃん

精霊という存在は結構不安定な存在で、私の頭の中にある三柱の精霊という器の中に
違う種類の混合した霊気が入り込んでしまうことがあります。
慶ちゃんのコアにある正体は実際よくわかっていないのですが、
現在、その存在を支えている中心となっている霊気は大酔芙蓉の霊気です。これは
すごい酔芙蓉で、ものすごい力があります。花が咲いている時期だとみると寒気がするくらい
威厳があります。
普通の酔芙蓉とはちがって、八重でとてもふくよかな花です。
忍ちゃんは井戸水の精霊で、恐らく、私の氏神様の井戸水の霊気が中心になっていると
思います。
剣ちゃんの場合は、恐らく、丘の上の人丸神社の霊気を受けているんじゃないでしょうかね。
ちょっと場所が離れているのと、あと、少し高砂の鹿島神社の影響を感じるのですね。
だから、かなり離れているし、ほんとうにたまにしかいかないので、その部分で
弱い部分はあるかもしれません。なぜか、鹿島神社の線香の香りがするんですね。
エスニックな香料のような香。そういえば、剣ちゃんは目が青くて髪の毛は少しカールした
天パーの金色です。
なにか外国の流を組んでいるのかもしれません。
剣ちゃんはとても素直で礼儀正しいんですが、可愛いものが大好きです。
でも、それを露骨に言うことが恥ずかしくて、忍ちゃんからつっこまれると、
時々泣きそうになってしまいます。
一時期、神社にあまりいけない時期があり、この剣ちゃんの性格がちょっと変わってしまって、
可愛いものがストレートに好きな幼いあまえんぼうの性格になってしまったことがあります。
それで、最近はまた神社に行くようになって、性格が元に戻ったのですが、
ちょっと元気なボクっ子系の女の子の性格になってしまいました。でも、
一人称は「私」なんですけどね。
小説では分かりやすいように「ボク」って書こうかな。
今思案中です。
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前の話しの続き。
慶ちゃんの話しを聞いて黄泉の国の人たちも桃が食べられるとおもってたんですが、
桃は神聖な食べ物なので、貴女様以外は食べられないんですって。
黄泉の国の住人の好物は山葡萄と筍だそうです。
だから、彼らを統括する方面軍の大将の名前を波旬って言うんだろうか。
これは私の想像です。
黄泉津大神は、黄泉の国の食べ物をたべて一度は体が腐ってしまったそうですが、
慶ちゃんのお話によると、伊邪那岐命が残していかれた桃をたべて
綺麗なお体になられたそうです。
めでたし、めでたし。

スイカの季節ももう終わり

スーパーに買い物に行ったらスイカを6分の1に切ったものが売っていた。
夏のさなかに比べて大きさが小さい。
「スイカはもう秋田県!」慶ちゃんが秋田犬に乗って現れた。
「スイカの季節ももう終わりだった土佐犬!」剣ちゃんが土佐犬に乗ってあらわれた。
「チワワ!」
忍ちゃんがチワワをつれて現れた。
「あ、あの忍ちゃん、チワワは関係ないから」
慶ちゃんが焦り気味に忍ちゃんに言った。
「何よ、あなたたちだけ、私だってワンちゃん好きなんだからねっ!」
忍ちゃんは少しキレぎみに言い返した。
「いや、好きとか嫌いとかじゃなく、ほら、土佐犬とか秋田犬とかって洒落とかかってるから。
チワワって全然洒落になってないじゃん。」
「洒落とか関係なくチワワなの!」
忍ちゃんはギン!と目を見開き言い放った。
「むむむむむ……」
慶ちゃんはうなる。
「ちわわー!」
慶ちゃんがさけぶ。
「ちわわー!」
剣ちゃんが叫ぶ
「ちわわー!」
忍ちゃんが叫ぶ。
「ちわわー!」
三柱で叫ぶ。
「それがどうした」
私が訪うた。
「狗子仏性よ」
忍ちゃんが答えた。
意味がわからない。
それからスーパーをグルグル見て回る。
鮮魚コーナーに通りかかると慶ちゃんが目を丸くする。
「みてみて!魚の死体が落ちてるよ!」
切り身を指さす。
「スプラッターだよ!」
叫んでる。
「いつも見てるじゃん。」
私は言った。
「うん」
慶ちゃんは答えて大人しくなった。
別に面白ネタは考えてなかったようだ。
しばらく行くと、鮮魚コーナーの向こうに乳製品コーナーがある。
「あら、私の好みのチーズがあるわね」
これみよがしに忍ちゃんが言った。
いつもなら、慶ちゃんも喜んで裂けるチーズをほしがるところだが、今日は違った。
「だめだよ!いつも、いつもぜいたく品を買って食べてたら、この人の健康によくないから、
今日は我慢だよ!おやつは我慢して、今日は体にいい野菜のお惣菜を買ってもらうよ!」
慶ちゃんがそういった。
私の体の事を考えてくれてるのか。ちょっとかわいい。
剣ちゃんは黙ったまま、ちょっと口をとがらせている。忍ちゃんは露骨に嫌な顔をして
「えー」と言ったが反論はしなかった。
お惣菜売り場に行くと、一つのパックの中に6品違うおかずが少しずつ入っている
6品パックというのがあった。
慶ちゃんはそれがほしいと言うのでそれを買ってあげた。
剣ちゃんは和食3品パック焼き魚入りがいいと言うのでそれを買ってあげた。
忍ちゃんはレンコンの入った筑前煮を買ってあげた。
そのあと、レジの前までいくと、慶ちゃんが野菜果物コーナーでモモを見つけた。
「大変だよ!モモが売ってるよ、モモ!」
慶ちゃんが驚いて叫んだ。
「モモがどうしたの?」
「モモは貴女様のお菓子だよっ!」
慶ちゃんが叫ぶ。
「貴女様って誰?」
「既婚女性の総大将、守り神様だよ」
慶ちゃんが言った。
「黄泉津大神の事よ、ネットでぐぐりなさい。」
けだるそうに忍ちゃんが言った。
「桃ほしいの?」
聞くと慶ちゃんは大きく首を縦に振った。
「モモはね、高貴な食べ物なんだよ!」
慶ちゃんは言った。
「ふーん」私は聞き流した。
桃を買ってレジでお会計をすませて、スーパーの地下の食料品売り場から
地上に上がってくる。
「貴女様はね妻のいる男性とHな事する女に罰を与えるんだよ、だから、
巻き添えになるから男の人は風俗とか行っちゃいけないんだよっ!」
慶ちゃんが霊界のわけありな話をした。
「そうなの、じゃあ、風俗の女の人は神様に守ってもらえないの?」
「そんな事ないよ!稲荷神が守ってくれるよ!」
慶ちゃんが答えた。
「ふーん」
私は話を聞き流した。



レディー・ガガ大好き

慶ちゃんはアメリカの歌手、レディーガガが大好きです。
この前来日したとき、レディーガガの曲がテレビで流れていたら大興奮して踊ってた。
「ががー!がががががー!」と叫びながら踊ってた。
ある曲がかかったとき、慶ちゃんだけじゃなく、剣ちゃんや、忍ちゃんも一緒におどってた。
忍ちゃんなどいつもさめているのに、レディーガガは好きみたいだ。
英語なので何を言っているかわからないが、慶ちゃんは「言葉は分からなくても波動で分かるよ!」
と言っていた。レディーガガが発する優しい波動が慶ちゃんは好きらしい。
それで、ある時、慶ちゃんたちが興奮して喜んでいた歌の和訳を手に入れた。
こんな感じの歌詞だった。

 
“Born This Way”

 

It doesn’t matter if you love him, or capital H-I-M
Just put your paws up
’cause you were Born This Way, Baby

My Mama told me when I was young
We are all born superstars
She rolled my hair and put my lipstick on
In the glass of her boudoir
“There’s nothing wrong with lovin’ who you are”
She said, “Cause he made you perfect, babe.”
“So hold your head up girl and you’ll go far,
Listen to me when I say”

I’m beautiful in my way
Cause God makes no mistakes
I’m on the right track baby
I was born this way
Don’t hide yourself in regret
Just love yourself and you’re set
I’m on the right track baby
I was born this way

Ooo there ain’t no other way
Baby I was born this way
Baby I was born this way
Ooo there ain’t no other way
Baby I was born this way
Baby I was born this way
Ooo there ain’t no other way
Baby I was born this way
I’m on the right track baby
I was born this way

Don’t be a drag, just be a queen
Don’t be a drag, just be a queen
Don’t be a drag, just be a queen
Don’t be!

Give yourself prudence
And love your friends
Subway kid, rejoice your truth

In the religion of the insecure
I must be myself, respect my youth
A different lover is not a sin
Believe capital H-I-M (hey hey hey)
I love my life I love this record and
Mi amore vole fe yah (love needs faith)

Don’t be a drag, be a queen
Whether you’re broke or evergreen
You’re black, white, beige chola descent
You’re Lebanese, You’re Orient
Whether life’s disabilities
Left you outcast, bullied or teased
Rejoice and love yourself today
Cause baby you we’re born this way
No matter gay, straight, or bi
Lesbian, transgendered life
I’m on the right track baby
I was born to survive
No matter black, white or beige
Chola or Orient made
I’m on the right track baby
I was born to be brave

I was born this way hey!
I was born this way hey!
I’m on the right track baby
I was born this way hey!

I was born this way hey!
I was born this way hey!
I’m on the right track baby
I was born this way hey!


“ボーン・ディス・ウェイ”

 

あなたが彼を愛していても関係ない それが大文字のH-I-M(神)でも
さあ 両手を高くあげて
だって それがあなたなんだから、ベイビー

子供の頃 ママはこう言った
「私たちは生まれたときからみんなスパースターよ」
私の髪をカールさせて 口紅をぬってくれた
ベッドルームの鏡の前で
「そのままの自分を愛するのはいいことよ」って言った
「だって神様はあなたを完璧に創ってくれたのよ」
「だからちゃんと前を向いて 前に進むの
 私の話を良く聞いて」

私には私なりの美しさがある
だって神様は間違わないから
私は正しい道を歩んでいるわ、ベイビー
私はこうなる運命のもとに生まれてきたの
後悔して自分の殻に閉じこもってないで
ただ自分を愛してあげて それがスタート地点
私は正しい道を歩んでいるわ、ベイビー
私はこうなる運命のもとに生まれてきたの

他の道なんてないのよ
私はこうなる運命のもとに生まれてきたの
私はこうなる運命のもとに生まれてきたの
私は正しい道を歩んでいるわ、ベイビー
私はこうなる運命のもとに生まれてきたの

ドラッグじゃなくて、クイーンになるの
ドラッグじゃなくて、クイーンに
ドラッグじゃなくて!

分別を持って 
仲間を愛するの
「真実を祝う地下鉄の子どもたち」

こわれそうな宗教の中では
私は自分自身でいなくちゃ 若さを大事にして
違った人を愛しても 罪じゃないわ
大文字のH-I-M(神)を信じて (ヘイヘイヘイ)
私は自分の人生が好き このレコードが好き
Mi amore vole fe yah (愛には確信が必要)

ドラッグじゃなくて クイーンになって
一文無しでも成功者でも
ブラックでもホワイトでも ベージュでも
チョーラ(混血)の家系でも
レバノン人でも東洋人でも
障害のせいで仲間はずれにされても
いじめられても からかわれても
自分自身を受け入れて 愛してあげよう
だって それがあなたなんだから

たとえゲイでも ストレートでも バイでも
レズビアンでも トランスでも 間違ってなんかいないのよ
私は正しい道を歩んでいるわ、ベイビー
生き抜くために生まれてきたの
ブラックでもホワイトでもベージュでも
チョーラでも東洋人でも
私は正しい道を歩んでいるわ、ベイビー
勇敢に生きるために生まれてきたの

私はこうなる運命のもとに生まれてきたの、ヘイ!
私はこうなる運命のもとに生まれてきたの、ヘイ!
私は正しい道を歩んでいるわ、ベイビー
私はこうなる運命のもとに生まれてきたの


神秘の財宝

慶ちゃんたちの間で噂になっている神秘の財宝がある。
それは、オリエンタルスナックカレーの景品のインド人の顔の絵がついたスプーンである。
元々このスプーンは家にあったのだが、古い家を解体するとき、私が見つけて、
新しい家に持ち帰り、宝物にしていつもそれでカレーを食べていたが、いつのまにか
どこかへ行ってしまった。
だが、私の頭の記憶の中に強い印象として残っている。
どこを探しても出てこないので、慶ちゃんたちが、「そのスプーンには宇宙の謎を解明する神秘の魔法が
かかっているにちがいない」と噂をしはじめたのだ。そして、
川口浩探検隊の恰好をして家の中を探検しはじめた。
しかし、スプーンは出てこない。
「きっとこれは王家の魔法がかかっていて、その魔法を解かないかぎり、目には見えないんだよ!」
剣ちゃんが言った。
「そうね、おそらく階段の奥に秘密の洞窟があって、魔法の呪文を唱えたらそこが開くのよ」
忍ちゃんが言った。
あんまり騒いでいるのでオークションで同じスプーンを見つけて落札して買ってきた。
「オークションでスプーン買ってきたよ」そう言うと慶ちゃんたちは目を真ん丸に見開き、
驚愕して唖然とし、しばらく口を開かなかったが、その後、すぐにすごく残念そうな顔をして
舌打ちをした「ちぇ、面白くないお、みんなですごい楽しみにお家で探検ごっこしてたのに」
え、探してたんじゃないの?
そして、スプーンが送られてきた。そのスプーンを見て忍ちゃんが叫んだ。
「これは事件よ!お家にはったスプーンは銀色のスプーン。でも、このアホが買ってきたスプーンは
金色よ!これは偽物よ!ファラオが盗掘を恐れて偽のスプーンを巷にばら撒いたに違いないわ!」
おいおい、アホって誰だよ。
「そうだったのかーっ!じゃあ、銀色の本物のスプーンはまだどこかの謎の洞窟に
しまわれたままなんだねっ!」
剣ちゃんが叫んだ!
「また冒険の旅にでるのだーっ!」
慶ちゃんが叫んだ。
そして、しばらく探検ごっこをしていたが、何日もたつと、しだいに飽きてきたようだ。
それと反比例して新しく家に来た金のスプーンに興味を持ちだした。
「ねえねえ、それでカレー食べてよ!」
慶ちゃんが言った。
そして、どんなカレーを食べてほしいかみんなで話し合いをした。
剣ちゃんはハウスジャワカレー スパイスエクストラの中辛がいいと言った。
慶ちゃんは日本ハムのローストビーフカレー(中辛)がいいと言った。
同じ日本ハムでもレストラン仕様カレーはすごく嫌いだと言った。
「3袋入りの緑っぽいパッケージのがおいしいんだよ!4個入りのやつは安くて量は多いけど、
味が好きじゃないんだよっ!」と言った。
「ねえねえ、忍ちゃんはどんなカレーがいいの?」
慶ちゃんが忍ちゃんに向かって聞いた。
「婆沙羅オリジナルカレー(中辛)」
忍ちゃんが毅然とした態度で言った。
「知らんよー!」
慶ちゃんが叫んだ。
「そうだよ、もっとメジャーなカレーにしなよ。そんなのだれも知らないって」
剣ちゃんが言った。
でも忍ちゃんは胸を張ってもう一度言った。
「セレブが食べるカレーは婆沙羅オリジナルカレー。これはビクトリア王朝時代から
受け継がれた誇り高き伝統なのよっ!」
それを聞いて剣ちゃんが眉をひそめた。
「嘘つき」
慶ちゃんは喜んで飛び跳ねている。
「嘘乙!嘘乙!」

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