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頭の中の池内慶

空想ファンタジーブログです。 私と脳内タルパたちの愉快なヨタ話。

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キリーの逆襲

今日は台風前でアメが降っていた。
母親が買い物に行くというが、いつもは自転車に乗っていくけど、今日は
雨なので歩いていくという。そのため、荷物持ちとして一緒にスーパーに買い物に行く。
スーパーに行くと最初にプチトマト3パックと普通のトマト3パックを買った。
うちはプチトマトが好きなので結構食べるのだ。
そのあと国産ブロッコリーを買う。
慶ちゃんが「ぶろっこー!ぶろっこー!」と叫んでいた。
そのあと別寅の竹輪とかにかまぼこをかって、チーズ売り場に行く。
普通に裂けるチーズを買おうとしたら、忍ちゃんが私の服の袖を引いた。
「見て、、キリーのクリームチーズが2個増量で、しかも値段が189円になってるわよ」
「ほんとだ」
いつもは280円くらいする高級チーズなのであんまり買わない。でも今日は久々の値引きだし、
しかも2個増量でお得感満載だ。
「ねえねえ、コレ買おうよ」
私がそう言うと
「ああ、そうね」
と言って母は無造作に3個もキリーのクリームチーズを取ってカゴに入れた。
「むきょー!大富豪だよー!」
「すごいわ!こんなところにビルゲイツを越える富豪がいるなんて、じつは、
お母様こそ、フェイスブック開発者のメンバーの一人なのではっ!?」
「すごいねー」
慶ちゃん、忍ちゃん、剣ちゃんたちがそれぞれ驚いている。
たったチーズ3つで大げさな。
そのあと、50円のお総菜コーナーをやっていたので、忍ちゃんにオムレツ、剣ちゃんにカツサンドを買ってあげた。
慶ちゃんはしばらく考えてうずら卵を指定しようとしたが、目の前にあったハンバーグが国産肉使用と
書いてあったのでそれをほしがった。
「コックさんだよ!コックさん!」
慶ちゃんはそう言っていた。
国産と書いてあるものはコックさんが作ったものだと思っているらしい。
そしてレジに向かう。
「今日はお買い物すくなかったねー、きっとあんまりお金かからないよ」
慶ちゃんがそう言う。
しかし、実際レジ出で出た金額は4414円だった。
「きょー!世界大恐慌の再来だよー!」
「これはひどいインフレね、ギリシャ危機の影響がここまで出てるなんて!」
「はっきり言ってどうでもいい、あはは」
慶ちゃん、忍ちゃん、剣ちゃんのそれぞれの反応。
じつは、慶ちゃんたちにさしだしたお供物は少なかったんだけど、それ以外に
お家の食事で使うお野菜などを沢山買っていたので、そんな値段になったのだった。
慶ちゃんたちは自分たちのお供物以外はあまり興味がないからね。
家に帰ろうとすると白いアジサイを買い物かごに入れたおばさんとすれ違う。
母が「まあ綺麗なあじさいね」というとその人は「そうでしょ」と言って笑った。
ほほえましかった。
帰りにレジ前のアジサイ売り場に見に行ったがあのおばさんが持って帰ったアジサイが一番綺麗だった。
そしてその横を通り過ぎると、たばこの自動販売機に雷様のポスターが張ってあった。
たばこのメンソールのコマーシャルらしい。
前にその前を通って知っているので慶ちゃんたちは驚かない。
そのポスターにも慣れたのか、慶ちゃんはそのポスターをみて
「こわくないやい!」と啖呵をきっていた。その姿がかわいかった。

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ぶろっこーのおいしい水

スーパーに行きました。
今年はいまだにイチゴが売っている。
例年だったら西瓜が出てきた時期にはイチゴは無くなっているんだけど。
でも、けっこう大きさが小ぶりになってきたかな。
野菜売り場を通っていると、私の背中にへばりついていた慶ちゃんがブロッコリーを見つけた。
いつもはアメリカ製のものが多かったんだけど、今日は長野の国産ブロッコリーだった。
「お~!」眼をまるくして感動の声をあげる慶ちゃん。
慶ちゃんは私の背中から飛び降りて、
私の前に回り込むと、両手を広げた。
「ぶろっこーのおいしい水!」
いきなり叫ぶ慶ちゃん。
意味がわからない。
私が呆然としていると私の背中から忍ちゃんた出てくる。
「こら、六甲のおいしい水とブロッコリーをかけてるんでしょ、つっこんであげなさいよ」
忍ちゃんが言った。
「……なんでやねん」
私は忍ちゃんに突っ込みを入れた。
「こっちだよ、こっちー!」
慶ちゃんが眼をぱちくりさせて両手をパタパタ上下に振って
アピールする。
「はいはい、ぶろっこー、ぶろっこー」
私はやる気なくつきあってやった。
「ぶろっこー!」
慶ちゃんは満足そうな笑顔で両手を上にあげた。
「あ、そうだ」
そう言って慶ちゃんは手のひらからドラゴンをとりだしてきた。
すると剣ちゃんも私の背中から出てきて慶ちゃん、忍ちゃん、剣ちゃんは
ふわふわとスーパーの天井近くを飛んであそんだ。
最近も時々龍に乗って遊んでたんだけど、めんどうなのであんまりブログとかには
書いてなかったのだ。
そのあと、チーズ売り場に行くとフロマージュ アラ クレム ストロベリーという
クリームチーズが売っていて、二割引だった。
「これ買いなさい!買わないとバスチーユ行きよ!」
忍ちゃんが久々にベルサイユのバラネタで盛り上がる。
まあ、めずらしいもので、興味もあったので買い物かごに入れた。
そのあと、父に頼まれていたヨーロピアンアイスを買う。
「これも私のね」そう言って忍ちゃんが手を出そうとする。
「だめだよ、順番だよ、はい剣ちゃん」
そう言って慶ちゃんがヨーロピアンアイスを剣ちゃんにわたしてしまう。
「わーい!ヨーロピアンアイスだ!こんなのお洒落なの貰えて本当にうれしいよ!」
剣ちゃんは飛び上がって喜んだ。
「なにやってくれちゃってやっちゃってんのよ、ヨーロッパといえば私、私といえばヨーロッパ、
京都先斗町といえばいずも屋よ!」
忍ちゃんが意味不明の怒りをぶちまける。
「うっさいなあ、そんなにほしかったら後で剣ちゃんとトレードしてもらえばいいじゃん」
慶ちゃんがそう言うと、忍ちゃんは厳しい視線を剣ちゃんに送る。
「やだ、これは絶対渡さない」
「なんですってキー!」
忍ちゃんは叫んで足をふみならした。
あ、そうそう、北海道バニラバーも買うように言われてたんだ。
私は北海道バニラバーを買い物かごに入れた。
「でっかいどー!ほっかいどー!」
喜んで慶ちゃんが叫ぶ。
驚いて忍ちゃんが慶ちゃんのほうを振り返る。
「あら、あなたもアイスをもらっちゃってもらっちゃったわけ?」
かなり同様してる忍ちゃん。
「もしかして、それを交換してしてくれちゃったりするわけ?」
「ほっかいどー100%は誰にもあげないよー!」
「ぬぬぬぬぬ……こうなったら武士の覚悟を見せてあげるわ!」
叫ぶ忍ちゃん。
武士じゃないけどね。
「ふんぬ!」
叫んだかとおもえば、忍ちゃんはクリームチーズが入った丸いカップをほっぺたに押しつけた。
それ、切腹じゃないじゃん。
私はそれを冷めた目で見ていた。
しばらくsていカップをはずすと、押しつけたカップの後が丸く、ほんのりと赤いカタになって
ほっぺたに残った。
「どう!」
忍ちゃんは私をにらみつけて言った。
どうと言われても、なんともしようがない。
「忍ちゃんかわいいよー!キュートだよー!」
慶ちゃんが騒ぐ。
「あはは、正直どうでもいい」
剣ちゃんが笑いながら言った。
面倒だからヨーロピアンアイスもう一個買ってあげた。
いつもながらこの子たちには大甘だな。
そのあと、菓子パンが半額だったので買い、それは慶ちゃんがもらった。
父に頼まれていた梅おにぎりと自分が食べる焼きたらこおにぎりを買った。
しかし、ここで問題が起こった。
忍ちゃんも慶ちゃんもお供物をもらっているので、次は剣ちゃんの順番なんだが、
焼きたらこは魚系だし梅は嫌いなので、どっちも貰えないのである。
「贅沢言ってんじゃないわよ、さっさともらいなさいよ」
「え~いやだよ~」
忍ちゃんの突っ込みに剣ちゃんは涙目になる。
そのあと、私はお総菜の白和えをカゴに入れた。
「これにする!」
そう言って剣ちゃんは白和えにタッチした。
そして、梅おにぎりは忍ちゃんがもらい、焼きたらこは慶ちゃんが貰って一件落着。
そのあと、私はけっこう好物の歌舞伎揚げを買う。
それは順番からいって剣ちゃんのものだ。
「えー歌舞伎揚げ欲しいヨー交換してよー」
慶ちゃんはけっこう揚げ物が好きである。一番好きな揚げお菓子は歓喜団という京都八坂の高級お菓子だけど。
「うん、菓子パンと交換して」
剣ちゃんと慶ちゃんのトレード成立。
今日も大変なお買い物トレードが終わった。

精霊目撃情報

http://news.livedoor.com/article/detail/6664843/
1972年に秋田で撮影された写真に3体の“小さいおじさん”

 芸能人を含めて数多くの目撃情報がある“小さいおじさん”。これまでの証言によると体長8~20cmぐらいで、見た目は中年風のおじさんであることから、こう呼ばれている。

 これまで写真撮影に成功することはなかったが、1972年に秋田県内で撮影された写真が最近、発見された。この写真には、奇妙な動きをした、謎の白い物体が3体写っているのだ。大勢の幼稚園児とその保護者が一緒に写ったこの写真の前列左から4番目にいる女の子の足元に、その物体はいた。オカルト研究家の山口敏太郎氏は語る。

「これは小さいおじさんとみて間違いないでしょう。芸能人の目撃情報などから以前から小さいおじさんが注目されていたので、秋田在住のかたが昔の写真の中から偶然、見つけたそうです。紙焼きの写真で、CGなどで処理された形跡は一切、ありません」

 そもそも、“小さいおじさん”とは何なのだろうか。宇宙人、地底人、妖精、そもそも人間の妄想から生まれた架空の生き物などさまざまな説がある。

「小さいおじさんの詳細はわかってはいません。人によってはねずみのような小動物を見たときに、脳が誤作動して“小人”と勘違いしてしまったこともあるかもしれません。しかし、写真にあきらかに不可解な小さい人の形が写っているところを見ると“小さいおじさん”の存在は否定できません」

 小さいおじさんの伝説は、はるか昔から、存在していたと山口さんは解説する。

「世界各国を見ても小さいおじさんにまつわる話は多数存在します。架空の種族のホビット族や、白雪姫に出てくる7人の小人などは典型的な小さいおじさんといえますね。

 小さいおじさんは背丈こそミニサイズですが、服装や見た目は私たち人間とまったく一緒とされています。スーツを着ていたり、ジャージー姿の小さいおじさんもいるようです」

※女性セブン2012年6月28日号


この記事によると、精霊はやっぱり三柱で行動してるんだね!


残っていた幸運

父と一緒に買い物に行きました。
けっこう久しぶりです。
母に買い物を頼まれていたので、万能ネギと新タマネギを買いました。
そのあと、ハムカツとかに風味かまぼこを買いました。
慶ちゃんたちはおかずやすぐたべられないものは貰わない主義なので、
早くお菓子やパンなどを私達人間が買わないかそわそわしながら待っています。
そうしているうちに、冷蔵品コーナーへやってきました。
でも、いつも流れていた音楽「ごてあらぽー!」という声が聞こえてきません。
どうも、あのコマーシャルソングは止められてしまったようです。
夏が近くなって節電のためでしょうか。慶ちゃんと剣ちゃんはがっかりしています。
でも忍ちゃんは気にしません。
二柱ががっかりしている間に私の袖を引きます。
「いまのうちよ、いまのうちにカマンベール買いなさい!」
「ああ、いいよ」私はそう言って忍ちゃんの大好きなカマンベールチーズを買い物かごに入れました。
「しまったー!」
気づいた慶ちゃんが走り寄ってきます。
「ねえ、裂けるチーズは?裂けるチーズは?」
「もうカマンベール買っちゃったから買わない」
私がそう言うと慶ちゃんは頭を抱える。
「ちっきしょーっ!」
「よっ、小梅太夫!」
剣ちゃんがかけ声をかけます。
「今時小梅太夫とか言っても覚えてる人いないわよ」
忍ちゃんが冷めた顔で言います。
「そんなの関係ねえ!そんなの関係ねえ!」
言いながら剣ちゃんが踊っていました。
精霊たちがそんなことしている間に父はアイス売り場へ。
そして、ヨーロピアンアイスをカゴに入れました。
「ヨーロピアンだから当然私のものね」
そう言って忍ちゃんがアイスに手を伸ばそうとするのを慶ちゃんが止めます。
「だめだよ、忍ちゃんはカマンベールもらったんだから、次は慶タンか剣ちゃんの順番だよ!」
「ふう、しかたないわね、じゃあ、それ貰ったあとで交換してよね。」
忍ちゃんは小さくため息をつきます。
「慶タンがもらいっと!」
慶ちゃんはヨーロピアンアイスにタッチします。
「慶タンアイスもらったことあんまり無かったから、ほしかったんだよねこれ」
慶ちゃんは満足げな笑顔を浮かべます。
「何言ってるの、このアイスは私の持ち物と交換する約束でしょ」
慶ちゃんはにんまり笑う。
「たまには慶タンもアイスほしいもん」
「ひどい!そんな非道を行ってただですむとおもってるの?オーストリア帝国を敵に回すおつもりかしら!」
「黙れキーウイ!」
慶ちゃんが叫びます。
「キーウイはオーストラリア、っていうかニュージーらんどよ!」
忍ちゃんも言い返します。
そうしている内に忍ちゃんの後ろで剣ちゃんの声がします。
「アイスにタッチ!」
「え?」
愕然として忍ちゃんが振り返ります。
実は父が北海道アイスバーも買ったのでした。
「そんな、私の、私のアイスが」
「自分ばっか抜け駆けしようとするからだよー!
慶ちゃんが舌をレロレロ出してから買います。
「ひどい、ひどいわ、私だけひとりぼっちだなんて、ひどい、私が何をしたって言うの!」
叫ぶ忍ちゃん。
いや、色々やってるけどね。
「うううっ」
忍ちゃんが涙ぐむ。
それをみて慶ちゃんが驚く。
「大変だよ!忍ちゃんが泣いてるよ!忍ちゃんにもアイスをあげて!」
「あら、そこまで言ってくれるなら私にあなたのアイスちょうだいよ」
忍ちゃんと慶ちゃんの眼があう。
「ヤダ」
慶ちゃん即答。
「うわーん!私だけアイスがないよー!」
忍ちゃん泣く。
「大変だよ、誰か忍ちゃんを助けて!誰か!誰かアイスを持ったお客様はいらっしゃいませんかー!」
慶ちゃんはスチュワーデスさんのカッコウに変身して叫ぶ。
「お前だよお前」
私がそう言うと慶ちゃんは驚いたように私を見た。
「え、何がですかお客様」
「お前がアイスもってんだから忍ちゃんにやれよ、それですべて丸く収まるんだよ」
慶ちゃんはつぶらな瞳で私の顔をしげしげとみつけたあと、小首をかしげる。
「おきゃくさまー!だれかアイスをもったおきゃくさまー!」
私の言葉をガン無視して慶ちゃんは叫び続けた。
こいつ……。
そうしていると、願いが通じたのか、父が独り言をいう。
「このヨーロピアンアイス、おいしいからすぐなくなっちゃうんだよな」
そう言ってアイスに手を伸ばす。
「もう1個かっておこ」
その言葉を聞いて忍ちゃんが両手の拳を天に突き上げ、「えいどりあーん!」と叫びました。
「よかったね」「よかったね」
そう言って慶ちゃんと剣ちゃんと忍ちゃんが肩を組みます。
「らたらたらたらウサギのダンス!らたららたらたらたらたらたた!」
と歌いながらラインダンスを踊っていました。
仲がよろしいようで。

慶ちゃんたちの名前の意味

慶ちゃんたちの属性には意味があるらしい。
剣ちゃんは火の属性。呼び名は「ひ」です。
慶ちゃんたちの属性は木なんだけど、陰性の木は「はな」、陽性の木は「か」という呼び方をするらしい。
忍ちゃんは水の属性ですがこれは「み」とはいわないんだって。水の属性は「の」
というんだって。
それぞれ火は母音のい、木は母音のあ、水は母音の「お」という音と対応しているそうだ。
火は物に名を焼き付けるものだから名詞を司り、木は成長して動くものだから動詞を司る。
水はものを融合して接合するもの、または伸びてひろがるものを司る意味があるんだって。
それぞれのIとAとOの母音は機能性母音というらしい。
これが本来の物の属性である擬態語的な音である意味を付加されることによって
精霊は実体化するんだって。

忍ちゃんに教わった精霊の学問だけど、人間にとってはあまり
役に立たないことかもしれないね。

この三柱は精神エネルギーである言霊の世界では非常に重要な役割があるそうだ。
だから慶ちゃんたちは火の精霊、木の精霊、水の精霊なんだそうだ。

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